よしりん先生、
再び登場です
AKB48東京ドーム公演で
発表された
宮澤佐江ちゃんの上海
SNH48への移籍は、
まだ納得できない。
尖閣諸島の問題は
まだ片付いてない。
「反日」運動が
どのような形で噴出するか?
歴史認識問題に
いっさい触れずに、
佐江ちゃんがやりすごすことが
出来るのだろうか?
運営側はそういう日中間の
複雑な政治と歴史の問題を
教えているのだろうか?
宮澤佐江はこう書いている。
「秋元先生にはSNH48に
命を懸けられないんだったら
やめなさいと言われました」
「命よりも上のものって
考えてみたらなかったけど、
私は今回、自分の人生を
SNH48に懸けたいと思っています」
「自分の出した決断に後悔はない」
完全に特攻隊の遺書だ
秋元康はやっぱり
大東亜共栄圏を
目指しているのだろうか?
眥(まなじり)決して
出陣していくのは、
現代では少女たちしか
いないのだろうか?
国と国との間は、
何があるかわからない。
中国を始め、
アジアに進出した企業も、
反日暴動にてこずっているが、
AKBのフォーマット輸出なら、
そういう反日ナショナリズムに
巻き込まれることはないと
言い切れるのだろうか?
ちなみにわしは
『台湾論』 (小学館)を、
台湾で発売してベストセラーにし、
中国にも一部流通して、
ブラックリストに載ってしまった
経験があるが。
文化と政治が
完全に分けられるか否かにも、
懐疑的なのである。
宮澤佐江ちゃんに
国家の相克を
背負わせるのは残酷だ。
心配で心配で心配でならない。