皆さん、
はゲットしましたかぁー!?
前号を上回る
売れ行きとのこと
売れ切れちゃう前に、
今回の特集は
『古事記りばいばる』
名だたる小説家、エッセイスト、
学者、漫画家の皆さんが、
深い知識を元に、
なおかつとことん自由に
古事記を語っています
全く違う作風の一本一本が連なり
自然と古事記のストーリーが
立ち上がってくる、
なんて贅沢な構成なんでしょう
よしりん先生は、
「国生み神話」 と
「天孫降臨」 の2本を
漫画で描き下ろしました
昨日、なんと伊勢の
田中卓 大先生から
お電話を頂きました
田中先生は、
古代史の大権威。
実はよしりん先生は
「自由に描きすぎたから
田中先生に怒られるかも」
なんて気にしていました
その田中先生、
よしりん先生の描いた
2本を読まれたそうで、
「大変よくできていた」
と褒めて下さったんです
よしりん先生は、
古事記が特集なのに
日本書紀の記述も混入して
神話を描いたことを
気にしていましたが、
田中先生はそんな細かなこと
言いませんでしたよ
そして、
日本神話を描く時に、
古事記のみで描くのか、
それとも日本書紀や史実を
混ぜながら描くのかという
よしりん先生の悩みを
「それは最もだ」
と理解を示して下さっていました。
そして
「古事記だけで書くのは大変難しい」 と。
その上で、
「こうしたら伝わりやすいのではないか」
などとアドバイスまで
下さったんです
私は、この田中先生の感想、
そして今回の「わしズム」の
各執筆者の古事記を読んで、
自国の神話って本来
こんな風に自由に楽しく
語るものなんじゃないかって
思ったのです
決して正しさだけが求められる
堅苦しいものではないはずだと。
もちろん、
正しさや真実を求める
学者や専門家の存在は、
絶対に必要だと思います。
でも、小説や漫画、
映画などでも、
映画などでも、
作家の感性を存分に生かして、
想像や妄想豊かに
夢いっぱいに語られても
良いのではないでしょうか
「古事記」 に対して
国民の親しみが失われ、
「古事記って難しそう」
というイメージが
なんとなく広がってしまったのは、
何も占領下の政策や
戦後教育の影響とかだけでは
ないような気がします。
今回の
『古事記りばいばる』 は、
「こんな風に古事記や神話を
描いてもいいんだ」
という画期的な一冊に
なっていると思います
よしりん先生にも、
日本神話の続き、
描いて欲しいなぁ~~~
そのためには、まずは
「わしズム」が売れて、
続きを望む読者の声が必要
皆さん、早く読んで、
感想を聞かせて下さいねー