連投です!
何しろ世の中、デマが平気で
出回りすぎてます。
それを指摘しようと思ったら、
どんどん書かなきゃ間に合いません!
関東以西は
今日まで3日連続の真夏日。
ニュースでは連日「熱中症」の
話題が出ています。
ところが、電力事情が
最も厳しい関西電力管内では、
ピーク時の電力需要が、
17日は供給力の89%。
18日は、88%
19日は、89%
に止まりました。
に止まりました。
朝日新聞社説は、
「余力は約300万キロワット。
原発約3基分に相当する」
無理やり再稼働した
大飯原発3,4号機の
フル稼働時の供給量は
合計236万キロワットです。
つまり、原発なしでも
電力は足りているのです!!
節電努力をなさっている
関西の皆さんに、
心より敬意を表します。
「それでも、原発がなければ
ギリギリじゃないか」
とか言う人がいるかもしれませんが、
実は関電は、大飯原発3号機が
フル稼働した今月9日、
火力発電8基を停止しています!!
しかもその理由が
「電力需要に合わせて停止したもので、
原発再稼働を受けて停止したものもある」
ということです。
「電力に余りがあるため」
です。
関電は電力に余りがあるからと
火力発電を止めておいて、なおも
「計画停電の可能性がある」と脅して
節電を呼び掛けていました。
大変な
悪徳企業です。
関西電力のホームページには、
「節電にご協力いただき、
ありがとうございます。
皆さまのご協力により、
安定した需給状況となりそうです 」
ありがとうございます。
皆さまのご協力により、
安定した需給状況となりそうです 」
と書かれています。
他に言うことはないんでしょうか?
16日に代々木公園で行われた
「さようなら原発10万人集会」で
広瀬隆氏は、
昨年日本では
昨年日本では
ディーゼルエンジン発電機が
原発10基分も増産されており、
各企業が購入しているから、
電力が足りないわけがない
と話していました。
原発を動かしたのは、
電力不足のためではなく、
原発が動かせず、
不良資産になってしまったら、
関電が潰れてしまう
というだけの理由!
広瀬氏は、それならば
原発を全部停止しても
関電が潰れずに済む程度まで
電力料金を上げてもいいし、
そういう条件闘争を関電とすればいい
と提案していました。
それでそんなに電気料金が
高額になるわけがないし、
もしそれで中小企業が困るなら、
対応する制度設計をすればいい、
ということでした。
「いくら出せば原発止めれるんだ!」
と、関電相手に条件闘争しようという、
この集会で唯一聞けた
単に「原発反対!」を叫ぶだけではない
具体案でした。
こういう案に対しては、必ず
「化石燃料の輸入で、国富が逃げるぞ!」とか、
「コストが上がるぞ!」とか
言い出す人がいます。
ウランだって100%輸入だし、
福一原発の事故処理では
どさくさにまぎれてフランスのアレバとか、
アメリカのキュリオンとかに、
相当ぼったくられたはずなのに、
そういうのは決して「国富が逃げた」
ことにならないのが不思議です。
しかも今まで日本では
LNG(液化天然ガス)を
韓国の2倍の値段で輸入していました。
産ガス国の言い値で買い、
安く買う努力をしなかったのです。
これも「原発は安い」ことにするための
インチキだったのではないかという気がします。
円高だし、シェールガスの増産で
天然ガスの値段も安くなっているし、
常識的にこれでコストが大幅に上がる
はずがありません。
もうデマはたくさんです。
電力は足りる!
原発を動かしたい理由は、
電力会社を潰したくないという
企業エゴだけ!
これからは、
これを前提に原発問題を
考えなければなりません。