ゴー宣DOJO

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トッキー
2012.6.14 05:20震災・原発問題

日本は脱原発、脱「不思議の国」ができるのか?

日本はいま、
「不思議の国」です。

1950年6月、米大統領特使
として来日したJ.F.ダレスは、
吉田茂総理が
「日本が非武装化され、
平和愛好の国だということを
世界に保障すれば、
安全は確保できる」
という発言を繰り返すのを聞き、

そのあまりの不条理に
「まるで

不思議の国のアリス
になった気持ちだ!」
と激怒しました。

いま、私はその時の
ダレスと同じ感覚でいます。

何の根拠もなく
「安全は確保できる」
として大飯原発再稼働。

さらに続いて、他の原発も、
ズルズル再稼働しよう
という動きが進んでいます。

その過程で、常識では
理解できない不条理な言葉が
平気で流布されています。

まさに「不思議の国」です。

原発建設当初、
原子炉の稼働耐用年数は
20年とされていました。

それが20年経つ頃に
「技術革新のため」とかいう
理由で30年に引き延ばされ、

30年経つ頃には
理由も明らかにされないまま
40年に引き延ばされて、
今日に至ります。

福島第一原発事故後、
さすがに民主党政権は
「40年で廃炉」を徹底する
と言い出しました。

ところが一方で
経産省は基準も明確せずに
「例外的に20年の延長を認める」
という方針を打ち出します。

さらに民主・自民・公明3党の
協議では、「40年」の規制の
決定そのものが
先送りになってしまいました。

ここまでくると、
「3月ウサギ」や「きちがい帽子屋」
の方が「常識人」に見えてきます。

曲がりなりにも民主党政権は
「40年で廃炉」の方針を
維持していたのに、
自民党が入って協議すると、
それさえ崩されるのです。

民主党もダメですが、
だから自民党というわけには
いきません。

自民党になったら、
もっと原発推進に動くのは
目に見えています。

国会事故調は東電の主張に沿い、
福島第一原発事故後に
東電が「全面撤退」を
決定した形跡はないと認定し、
現場の混乱の責任を
菅前首相に押しつけています。

ところが、東電側は
「最悪の場合は10人の作業員を残す」
という想定だったと主張したのです。

最悪の事態に10人の作業員で、
何もできるわけがありません。
「全面撤退」とどこが違うのでしょう?

もし自民党政権だったら、
本当に「全面撤退」
(東電用語では「一部退避」)
になっていたのではないでしょうか?

そんな疑念の渦巻く中、
次回「ゴー宣道場」は
自民党議員をお迎えして
開催されます!


 「第27回 ゴー宣道場」

『チルドレン政治の終わらせ方』

7月15日(第3日曜日)開催!

 会場は「人事労務会館」
   (住所:東京都品川区大崎2-4-3 )
   JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
   『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、「西口」 側の
   左階段を降りて、徒歩3分です。 
  

ゲストは 自民党 の 林芳正議員 。
   
   よしりん師範注目の
   「チルドレン政治とは対極」の政治家です!

入場料は1000円。

参加希望の方は 往復はがき に、『第27回参加希望』 と明記、

さらに、


1.    
氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)

2.    住所

3.    電話番号
4.    年齢

5.    
職業(学生の方は学校名)
6.    
募集を知った媒体
7.    
応募の理由と道場への期待

返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、

152-8799

東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め

『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端


まで、お送り下さい。

締め切りは平成24年7/4(水)必着

参加ご希望の方は

余裕を持ってお早めにご応募下さい絵文字:重要


当選された方にのみ、返信はがきを送付致します。


さらに9月16日の
ゴー宣道場は
「拡大版」で開催されます。


普段の4倍近い
参加者を収容できる会場で、
『脱原発論』
をテーマに行われる予定です。

日本は正気を
取り戻せるのか?

「不思議の国」を
脱することができるのか?

重大な岐路にあります。

その指針を示せるのは
「ゴー宣道場」
だけかもしれません!!
トッキー

次回の開催予定

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