ゴー宣DOJO

BLOGブログ
トッキー
2012.5.23 06:58ゴー宣道場

「保守」とは「強くて悪い人たち」と思ってた。

自民党は昨日、
今夏発表する予定の
エネルギー政策見直し
最終報告の案を再修正し、
「脱原発は不可避」という
文言を削除したそうです。

「脱原発は不可避」の文言は
今月18日の会合で
盛り込まれたばかりで、
わずか4日で削除されたとのこと。

http://mainichi.jp/select/news/20120523k0000m010063000c.html


原子力ムラや産業界と
利権でグズグズのズブズブ
になった原発推進派や、
産経新聞カルトの論説に
洗脳された議員が
相当強烈な巻き返し攻撃を
行ったのでしょう。
情けない限りです。

そしてちょうど
次回の「ゴー宣道場」のテーマは

『保守って何?
 —自民党ならいいのか?—

です。


「自民党ならいいのか?」
全然そうは言えないようです。
それにしても、
「保守って何?」

私の父は北教組
バリバリでゴリゴリの教師で、
選挙となれば
社会党の応援に飛び回ってました。

そんな父の影響で
私は子供の頃、何となく
「保守」とは
「強いけれども、悪い人たち」
だと思ってました。

ちなみに
「革新」とは
「正しいんだけれども、
力がない人たち」
と思ってました。

そんな感覚を具体的に
裏打ちしていたのが、
当時よく報道されていた
公害病裁判のニュースです。

企業が利益優先で被害を出し、
国がそれに加担もしくは見逃していたのに、
苦しんでいる被害者を目の前にしても、
冷酷にも決して責任を認めようとしない。

その「国」というのが
政府、与党で「保守」、
逆にそれを追求する側が
野党で「革新」と
子供心に思っていたわけです。

その後『ゴー宣』、特に『戦争論』等に
関わるうちに、いつの間にやら
「反左翼の鬼」みたいに
言われるようにまでなっておりましたけど、

原発事故以来の言論状況を見ていると、
何だか子供の頃の単純素朴な
「保守」イメージも、あながちそんなに
間違っていなかったんじゃなかろうか
と思ったりもします。


あれだけの大事故が起き、
まだ収束もしておらず
被害状況も確定していません。

故郷を離れて避難している人が現在16万人。
そしてさらに今後数年、数十年経って
被害が顕在化するかもしれない
放射能災害が進行している最中です。

それなのに、その被災地を一顧だにせず
原発再稼働だと言い張る議員が、
特に「保守本流」と目される人に
続出している有様を見ると、
一層そう言いたくなります。


それとも『ゴー宣』で
彼らを「自称保守」と呼んでいるとおり、
あれは本当の保守ではないのでしょうか

だとしたら、本物の保守って何?

本物の保守は、
政界にいるのでしょうか?


第26回ゴー宣道場
   
『保守って何?

  —自民党ならいいのか?—

 

は、平成24年6月10日(日)午後1時から

 

いつもと違う会場

『アットビジネスセンター東京駅八重洲通り』

にて開催されます!

 

ゲストは民主党の中では保守派である

田村謙治 衆議院議員。

入場料は1000円。

参加希望の方は 往復はがき に、『第26回参加希望』 と明記、

さらに、


1.    
氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)

2.    住所

3.    電話番号
4.    年齢

5.    
職業(学生の方は学校名)
6.    
募集を知った媒体
7.    
応募の理由と道場への期待

返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、

152-8799

東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め

『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端


まで、お送り下さい。

締め切りは平成24年5/30(水)必着

参加ご希望の方は

余裕を持ってお早めにご応募下さい!


当選された方にのみ、返信はがきを送付致します。

たくさんのご応募、
お待ちしております!


トッキー

次回の開催予定

第119回

第119回 令和6年 11/2 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in広島「原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?」

INFORMATIONお知らせ