次回道場『公民と国民、何が違うか??権力批判のすすめ』のかっこうの題材として、ツイッターでの橋下徹市長による小林よしのり批判がある・・・・・・・とこのブログに書こうとしたら、小林さんご本人に先を越されてしまいました!
でも今回のことで、考えさせられたという人、いませんか?
僕は石原慎太郎東京都知事による「尖閣諸島を都が買う」宣言と、重ね合わせて考えてしまいました。
東京都民が、ただ自分たちの利益だけを考えた場合、東京からはるか遠く、沖縄よりさらに先にある場所を、なぜ自分たちの税金で買わねばらならないのか、理不尽に感じるしかないでしょう。
しかし「国民として国防のために都税を使ってほしい」と多数の都民がもし思ったとしたら・・・・・・。
政府が先送りしている問題を、都民が国民として引き受けることになります。
それこそが「公論」ではないでしょうか。
そして橋下市長が言う、<大阪「都」構想は単なる行政上の仮の呼称であって「天皇陛下のいる都」とは関係がない>という奇妙な主張は、つまり国柄から行政を切り離す・・・・・・・ということになりませんか。
橋下市長のその部分を支持する大阪府民がもしいるとしたら、そこに「公論」を感じることはできませんし、ましてや「橋下氏を首相に」という向きに対しては、「いまのままでは、彼はもっともふさわしくない人材では?」と問うしかありません。
また、もし国柄が形式と関係がないなら、大阪都構想と「国旗国歌の強制」との間で矛盾が生じるのは言うまでもありません。
橋下市長は言論による批判は「口先だけだからダメ」と言いますが、行政上の「現場」を仕切る「政治家」の言うことに黙って従うのが「公論」なのか?
また石原都知事のしたことは、政府に対しては「反権力」ではないのか?
そんな錯綜する「公民」と「国民」の問題について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います!
次回5月13日(日)13時から開催の
「第25回ゴー宣道場」『公民と国民、何が違うか??権力批判のすすめ―』。
応募の〆切まで、ギリギリまだ間に合います。
5月2日(水)必着です!
入場料は1000円。
参加希望の方は往復はがきに、『第25回参加希望』と明記、
さらに、
1. 氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)
2. 住所
3. 電話番号
4. 年齢
5. 職業(学生の方は学校名)
6. 募集を知った媒体
7. 応募の理由と道場への期待
返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、
〒152-8799
東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め
『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端
まで、お送り下さい。
当選された方にのみ、返信はがきを送付致します。
たくさんのご応募、お待ちしております。