ゴー宣DOJO

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切通理作
2012.4.5 03:03

すごい!? 本自体がヤバイ!? 感想集Twitter編その1

 ゴー宣道場選書『原発はヤバイ、核兵器は安全』を読んで「ゴー宣道場に一度直接行ってみたい!」と思った方、来月の応募受け付け開始してます。
 

 https://www.gosen-dojo.com/index.php?key=bb05jgmvk-24#_24 

 小林よしのり代表師範が自ら呼びかけ中です。

 ぜひ、生の論議にも触れてみてください。 

 

 『原発はヤバイ、核兵器は安全』への反響、今回はTwitterのつぶやきから紹介させて頂きます!

 

 Twitterでの反応といっても、二通りあります。

 

1 特定の誰かは意識しない、まったくのつぶやき

2 公開ではあるけれど、Twitter上にいる、道場師範の一人である私に呼びかけて書いてくださっているもの。つまり読者から出版社に寄せられたはがきと、意味合い的には通じています。

 

 まずはクールに「1」の反応を見て行きたいと思います。

 ちなみに「1」の人は、本を読んでいるとは限りません。誰にも気遣ってないので、ある意味無責任ともいえましょう。けれど、まったくの正直な反応なので、これはこれで参考になるのではないかと。

 

まずはTwitter名「djnagisa」さん。


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意味不明。

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 ・・・・・・と一言、まさに「つぶやき」です。

 この人はタイトル『原発はヤバイ、核兵器は安全』を挙げた上で、こう言っているのです。


 タイトルに反応した声は、出版されたばかりの時にもけっこうありました。

 内容を読まなくてもまずギョッとして、否定したい、からかわなければならないという衝動にかられる人が多いのでしょうか。

 

次は「@aka6446」さん。


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●アホですね。

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これもタイトルを挙げた上でのつぶやき一言。

いきなり「アホ」と言わないと気が済まないのでしょうか。

 

@TendonOhmori」さん。


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●戦争ごっこしたがる日本人は年寄りばかり。

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これも内容を読んでのものではなくタイトルに反応したつぶやきですが、なぜ抵抗を感じるのかということは書いていますね。

 

私はこれに「『戦争(ごっこ)をしたがってる』って決めつける前にぜひご一読を」とRTとともに記したのです。いきなり「アホ」とか「意味不明」とか決めつける人よりは交換可能な気がしたものですから。

 

「ゆーろー」さんという方は私の声に、


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●見かけで判断されちゃねぇ。

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 と、援護くださってます。

 

 次は「感情自己責任論」さん。この人は一応私による書籍告知のツイートをRTした上での意見です。

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 ●核武装論は不勉強な外交素人による劣等感解消用の精神安定剤。理論武装できないから核武装したがる。

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 こちらもやっぱり、題名見ただけで脊髄反射的に否定したがる向き、という気がします。

 所謂「武装」を肯定する意見一般に対して、「それを言う個人の劣等感を解消するためだ」とレッテル貼りをしてそれで済んでいる人って、けっこういますね。

 「力」への嫌悪……たとえば、あまり尊敬できない大人や先輩から理不尽な体罰を受けたトラウマでもあるのでしょうか。

 「つぶやき」ですからそういうストレス解消的なものが出やすいのだと思います。

 

次は「tekki3」さん。


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●小林よしのりが、ゴー宣道場 原発はヤバい、核兵器は安全、という本を出していました。彼はTPPに反対であるとは思っていましたが、原発にも否定的なようです。原発安全性の是非以前に、いいかげんな管理をしてきたのは間違いありませんから、それは否定的になるのも無理ありませんか。

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 この方は文章の歯切れの悪さが独特で、そこになにか謙虚な姿勢がうかがえますが、「原発安全性の是非以前に、いいかげんな管理をしてきたのは間違いありません」というのは本当にその通り。ぜひ本自体も読んで頂きたいものです。

 

 次は「ゆうゆう」さん。こちらも私による書籍告知のツイートをRTした上での意見です。


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●一発の手榴弾よりポリタンク一杯分の灯油の方が家を破壊するには向いている、的な理論だな。

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 日本を一軒の家に喩えればそうかもしれないですね。

 兵器ではない「原発」を持っている方が核兵器を持つよりヤバイ、という。

 

次は「F家」さん。


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●「原発はヤバイ、核兵器は安全」「わしズム」読了。すごい名前の付け方でしょ。これに興味を持った方は一度チェック(ググるだけでもいいかも)してみて下さいな。内容は非常に濃くて面白かったです。

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 やっと「読んだ」という人のつぶやきが出てきました。

 しかも人に「一度は読んでみてほしい」とアピールしてくださっています。

 
  
 

 でもやはりこのタイトルは「すごい」というより「ヤバイ」ようです。

 ヤバイからといって手を引っ込めるのではなく、触れてみな!と言ってくださってます。


 次は「takuya」さん。


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●小林よしのり「ゴー宣道場原発はヤバイ、核兵器は安全」を読む。自衛隊の隊員が最終的には敵を「石で殴ってでも殺さなければならない」と発言していたことに安心すると同時に、国民には「何かあった時は自衛隊を守る構えが必要」という行にそれはそうだと気付かされる。

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 具体的な感想になってきました。

 僕も、本書収録の道場での現役自衛官のこの発言は、災害救助隊的に受け止められがちな震災後の自衛隊観に対しての、現場からの頼もしい声でした。

 そしてその「軍隊」たる自衛隊を守るのは国民である我々自身だ……という視点にまで達していることを、140字内のつぶやきで書いてくれて感激です。

 

次は「ak01skin」さん。


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●外山恒一著「青いムーブメント」小林よしのり著「原発はヤバイ、核兵器は安全」読了。ますます、反米・反原発意識が高まる。

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 外山さんの本は読んだことがありませんが、健全な反米意識は必要だと僕も思います!

 西部邁さんと小林よしのりさんの共著のタイトル『反米という作法』にもありますが、単なる感情だけでなく「作法」としてベースに持っていなければ、と。 

 

middlestonenazo」さん。


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●ゴー宣関係の本を久々に買った。『原発はヤバイ、核兵器は安全』というすげータイトルにつられたが、中身は面白い。

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 やはり「すげータイトル」ですかね
!?

 
 

 次は「泉美木蘭」さん。

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 ●すごいタイトルだなあ・・・・・・。

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 昔「焼野原グリコ」というペンネームだった木蘭さんに言われたくないですね!

 

 引き続き、今度は「2」の人たちの声も紹介させて頂きますね。
  今日中にUPします!

切通理作

昭和39年、東京都生まれ。和光大学卒業。文化批評、エッセイを主に手がける。
『宮崎駿の<世界>』(ちくま新書)で第24回サントリー学芸賞受賞。著書に『サンタ服を着た女の子ーときめきクリスマス論』(白水社)、『失恋論』(角川学芸出版)、『山田洋次の<世界>』(ちくま新著)、『ポップカルチャー 若者の世紀』(廣済堂出版)、『特撮黙示録』(太田出版)、『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)、『地球はウルトラマンの星』(ソニー・マガジンズ)、『お前がセカイを殺したいなら』(フィルムアート社)、『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(宝島社)、『本多猪四郎 無冠の巨匠』『怪獣少年の〈復讐〉~70年代怪獣ブームの光と影』(洋泉社)など。

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