ゴー宣DOJO

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みなぼん
2012.4.4 03:15震災・原発問題

保守とジャーナリズムの矜持について

よしりん先生の
登場です
絵文字:重要
絵文字:星



今日発売の
「SAPIO」の表紙に
『脱原発論』 の
タイトルが載っている。

その副題は

「あの週刊誌報道に異議あり」

となっている。

「SAPIO」編集長に
感謝する。

もちろん、
あの週刊誌とは
「週刊ポスト」 のことだ。

目次も本編も

「週刊ポストの安全デマを見抜け絵文字:重要

とそのままになっている。

「週刊ポスト」も
小学館なのだから、
「SAPIO」としては
困ったはずである。

自社内の雑誌を
批判する作品を
載せるはめに
なってしまったのだから。

わしだって本音は
「ポスト」を批判したくはない。

『ゴーマニズム宣言』の
前担当編集者が
ポストで働いているし、
「ポスト」の編集長は
「SAPIO」の
前編集長なのだ。

日本人的に
「世間(コネ)」
論理で動けば、
「知人を批判することになるから
 見て見ぬふりしよう」
ということになる。

しかし、
「世間」よりも「個」を取って、
間違っていることは
指摘しなければ
『ゴーマニズム宣言』ではない。

「SAPIO」の
編集長も担当編集者も、
同僚と作家の
板挟みになって
頭を抱えたかもしれない。

そして本編では
わしのつけた副題のまま、
表紙には
「あの週刊誌」
ぼかす方法を取った。

十分な処置だと思う。

いや、
わざわざ表紙に
「あの週刊誌」と書いたのは、
むしろ読者の気を
惹きやすくて
効果的だったかもしれない。

担当の中澤氏は、
今回の章を描くにあたって、
「ポスト」からの
反論を受けた場合に、
無駄に突っ込まれないように、
細部まで点検してくれた。

あくまでも作家の側に
付いているのである。

それはあくまでも
良い作品を創るためであって、
間違いを糊塗する
犯人隠避みたいな
動機ではない
絵文字:重要

ここが編集者として
肝心なところである。

「週刊ポスト」の編集者も
今回の『ゴー宣』では
苦汁をなめるかもしれないが、
今後は決して
政府や「原発ムラ」の
企みに乗っかることなく、
本来のマスコミの
批判精神を発揮して、
頑張ってほしい。

為政者・権力と、
国民の間で、
あくまでも国民のために
真実の報道をするのが、
ジャーナリズムの
役目のはずだ。

最近の保守系の雑誌は、
為政者・権力の
擁護が保守だと
大きな勘違いをしている。

単なる反左翼が
保守ではないのだが、
最近の自称保守陣営は
民主党をこき下ろして
自民党にすり寄りさえすれば
保守だと思い込んでいる。

ナショナリズム
ステーティズム
全然違うのだが、
彼らにはこんなことを言っても
理解できないだろう。

為政者・権力に都合のいい
放射能安全神話を
ねつ造して、
原発安全神話の
修復を目指す
「原発ムラ」の策動に
加担するのは、
国民主義としての
ナショナリズムとは無縁の
愚劣な行為である
絵文字:重要

広告収入としての、
原発マネーの復活に
期待しているとしか
思えない。

『脱原発論』 はすでに
描き下ろし分の制作に
入っている。

脱原発は空論ではない。


本物の愛国心、
本物の愛郷心とは
何かを証明するのが
『脱原発論』の趣旨である。

「原発ムラ」に与する者には
容赦ない痛撃を与える
絵文字:重要

覚悟しておいてもらいたい。

 
 
 
 
 
みなぼん

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