昨年末から今年にかけて、
3件の脅迫電話が確認されています。
3件の脅迫電話が確認されています。
1.昨年11月 神田警察署に
「小学館、講談社、徳間書店、小林よしのりに放火する」
2.同12月22日、WAC出版・月刊「WiLL」編集部に
「反原発の漫画家に放火する」
3.今年2月3日、小学館に
「これから脱原発の漫画家を狙う」
1.の電話は、今年1月29日に
小学館ビル地下1階で、
玄関マットが燃やされる放火事件
が起きたために警察から情報が知らされ、
3.はその放火事件から
間もない時期であったため、
緊張が走りました。
その小学館の玄関マット放火ですが、
昨日容疑者が逮捕された
というニュースが入りました。
容疑者は24歳の
アルバイト店員の女で、
小学館に「監視をやめろ」
「部屋を盗撮するな」といった
メールを500回以上送りつけていた
ということで「責任能力の有無」を
含めて取調べを受けているそうです。
3件の脅迫電話の声は男性であり、
今回の小学館の
放火事件とは無関係でした。
もし同一犯だったら
「どうせマッチで玄関マット1枚
焼くのがせいぜいの相手でしょ?」
と思えたのですが、
結局無関係で、
脅迫電話の主は今もどこかにおり、
どの程度本気で、
どの程度の規模の犯行を
企んでいるのか全くわからない
状態が続いていることになります。
こういうことを言うと必ず
「被害妄想だ」「自意識過剰だ」
と揶揄する者がいます。
『ゴー宣』でよしりん先生が
坂本弁護士事件の推理をしたら、
身辺に不審者が出没し始めた
と描いた時もそうでした。
実際、その不審者は
VXガスを持ってよしりん先生の
命を狙っていたわけですが、
そのことが判明しても、
「被害妄想だ」と揶揄した人で、
謝罪した者は一人もいません。
何かあってからでは遅いのです。
無責任な傍観者の
揶揄など気にしてはいられません。
警戒を続けます。