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トッキー
2012.1.10 07:14皇統問題

安倍晋三が最大の朝敵だ!!

本日発売の「文藝春秋」2月号に、
安倍晋三が寄稿しています。

一読して呆れ果て、次に
心底からの怒りが湧き上がりました。

ついに安倍晋三は
引き返せない一線を超えました。

女性宮家創設は
女系天皇につながると指摘した上で

「私は、皇室の歴史と断絶した
『女系天皇』には、明確に反対である」
と宣言、「女性宮家創設」に
反対する意向を示したのです。

文藝春秋でそう表明した以上は、
自らが会長を務める「創生『日本』」の
70人以上の国会議員も全て
「女性宮家創設反対」で
まとめるつもりでしょう。

小泉政権時代、
紀子様ご懐妊の報を受け、
即座に皇室典範改正法案提出が
棚上げになってしまったのはなぜか、
長らく疑問でした。
しかしその理由も、今回わかりました。

当時の官房長官は安倍晋三であり、
記者会見の際、
官僚から差し入れられたメモには
典範改正について

「ご懐妊になられたけれど、
有識者会議で出た結論を踏まえた
法制化を粛々と進めていきたい」

と書いてあったのです。
ところが安倍はそれを握りつぶし、独断で

「ご懐妊をふまえ静かな環境が必要、
改正議論は凍結する」

と発表し、内閣としても改正法案
提出断念に至らせたというのです!

紀子様のご懐妊で
皇統問題が解決したわけでも
何でもないのだから、
典範改正を「粛々と」進めなければ
ならないのは当然だったのに、
それを安倍晋三は潰したのです!

そして今回も
自民党系保守派国会議員の
ボスとして「女性宮家創設反対」に
動こうとしています。

安倍晋三こそが、
最大の朝敵だったのです!!

しかも安倍晋三は
何ひとつ勉強していません。

「天皇制」「天皇家」それに
「旧宮家の皇籍復帰」といった
間違った言葉を平気で使っています。

そして、女性宮家に
男児が生まれたら
「それは天皇家の血筋ではなく、
女性宮と結婚した男性の血統」
なんて書いています。

女性宮と結婚した男性(皇婿)は
名字を失い、戸籍から抹消されて
皇統譜に位置付け直されて
皇族となるのだから、
「男性の血統」にはならない
ということすら理解できないほどの
低レベルだったのです!!

安倍晋三はもちろん
『天皇論』シリーズを
一切読んでいません。

今回の文章も、6年前の
典範改正議論の頃の文章を
コピペしたような内容で、
有識者会議の座長が
ロボット工学の学者だ
とかいう話をまだ書いています。


本当に、何も知らないのです。
ただ6年前に誰かに
吹き込まれた話を
盲信しているだけなのです。

こんなレベルで、民主党議員には
歴史観と皇室への敬意がないから、
皇室問題をまかせるわけには
いかないなどと言うのです。

「男系」とは「伝統」か「陋習」か、
その区別もつかない人間に、
「歴史観」などありません。

天皇陛下のご意思を
「確かめようのない話」の一言で
無視するような人間に、
皇室への敬意など、
一切ありません!

安倍晋三はいざという時に
「阿南惟幾」になる覚悟が
あるのでしょうか?

おそらく、
そんな覚悟も意識もないのでしょう。
それほどまでの馬鹿なのです。

深く深く、失望する以外にありません。

   この本さえ読んでいればあんなことには…

トッキー

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