また何かインチキを書いていないかを
監視するだけの目的で産経新聞を
読んでますが、今日も「正論」欄で
八木秀次氏が、相変わらずの
皇統男系固執論を書いてました。
監視するだけの目的で産経新聞を
読んでますが、今日も「正論」欄で
八木秀次氏が、相変わらずの
皇統男系固執論を書いてました。
呆れたことに、
「旧11宮家の方々に
皇籍に戻っていただく」
と書いています。
毎日毎日同じことを
書かなければなりませんが、
「皇籍に戻っていただく」
は間違いです。
その人たちは
生まれた時から一般国民です。
八木氏は男系派の旗振り役として
もう10年以上も発言しているのに、
こんな基礎知識もないのです。
しかも
平気で「旧11宮家」と
書いていますが、
現在、その中で男系男子で
続いているのはわずか3家
しかありません。
皇籍離脱からたった65年の間で、
11家が3家に減ってしまったのです。
このこと自体、
安定的な男系継承など
到底不可能である
ことの証明
ですし、
ここで八木氏が
「旧11宮家」と書いているのは、
悪質極まりないデマです。
八木氏は、女性宮家の創設には
「9つの難問」があると、
クドクド書いていますが、
一体何の資格で口出ししているのでしょうか?
ここで八木氏が挙げている
「難問」なるものは、言葉を変えれば
「男系派にとって都合が悪いこと」に過ぎず、
天皇陛下自身のご意思が
女性宮家創設、女系継承公認であれば、
それほどの「難問」ではありません。
そもそも皇位継承を定めた
「皇室典範」はもともとは
皇室の「家法」であり、重要なのは
天皇陛下のご意思だけです。
それに一国民の分際で、
自分が気に食わないからとネチネチ
難癖をつけている八木氏は、
占領憲法で与えられた「国民主権」に
どっぷりつかった戦後民主主義者
であるとしか言いようがありません。
八木氏は6年前の「有識者会議」の
報告書を重ねて批判していますが、
事前に宮内庁が周到に準備を重ねていた
あの報告書が
天皇陛下のご意思を無視して作られたもので、
陛下は一切ご覧になっていないと
今でも思っているのでしょうか?
国民運動を起こし、デモを行って圧力をかけ、
この時点での典範改正を中止に追い込んだことが、
陛下のご意思に沿う行動だったと
今でも思っているのでしょうか?
八木氏の頭の悪さは想像を絶します。
八木氏が頑張れば頑張るほど、
保守論壇はおかしな方向に進んで行きました。
わたしは前々から
「頼むから頑張らないで、八木さん!」
と祈っていたのですが、もう手遅れのようです。
頑張りに頑張りぬいて
自称保守論壇を「男系固執」一色に
染め抜いた八木氏は、自分でも気づかないまま
「ハーメルンの笛吹き男」になってます。
八木氏完全論破編は
『本家ゴーマニズム宣言2』で!!