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みなぼん
2011.8.4 06:11政治・経済

古賀誠に見る、政治家の言葉の重み

よしりん先生が
来てくれましたー
絵文字:星絵文字:星



昨日、司政会という
松山政司
(参議院議員・自民党副幹事長)の、
日本JC・OBを中心とした会に
出席しました。
久しぶりに
古賀誠 議員と会えたので、
政治家への不信、
自民党政治の問題点
などを色々直言し、
真正面から
答えてもらいました。

古賀誠といえば、
高森さんは嫌いで、
保守論壇では
あまり評判が良くない。

いわゆるA級戦犯の
分祀問題や、
人権擁護法案を
提出しようとした件については、
わしも大反対であり、
『ゴー宣』作品中でも
明確に批判しています。

だがわしは、それでも
古賀誠を人間として、
政治家として、
大いに評価できる部分がある。

ワンイシューで
人間を全否定するわけには
いかないのです。

テレビその他のマスコミから
流される情報や、
ましてや保守論壇の
評価などでは
絶対にわからない
言葉の重みを、
わしは対面して話す
古賀氏から感じ取ってしまう。

世の中は
イメージだけが流通して、
イメージだけで判断されて
いるんだなあと、つくづく思う。

このようなことを言えば、
必ず、小林よしのりは
老獪な政治家に騙されていると、
紋切り型の自称保守は
噂するだろう。

なんとでも言え。

民主党が提出した
「人権救済法案」 にしても、
わし自身がこれに抵触して、
言論を封殺される
危険性があることは、
今までタブーに
何度も触れて
描いてきた経験から
十分わかっているので、
わしは断固として認めない絵文字:重要

古賀誠が
これに賛意を示すなら、
その部分では激烈に批判し、
権力の横暴と
戦うしかないだろう。

言論の自由の旗を掲げて絵文字:重要

だが昨日の会合で、
古賀氏が保守政治家としての
矜持を持っている
ということがわかった。

そしてわしが

「自民党は小泉構造改革の
 総括をしてないではないか。
 それでは自民党の理念が
 二極分解してるから、
 有権者として支持していいか
 どうかわからないではないか。
 原発問題にしても
 統一見解がないだろう。」

と詰め寄ると、
これにも反省の弁と共に、
古賀氏の考えを
聞くこともできた。

普段は寡黙で、
以前「ゴー宣道場」に
出席したときも、持ち味を
十分発揮できなかった
松山政司氏も、
昨日は野党としての
自民党が何をやってきたか、
その成果を具体的に
滔々と話してくれて、
わしは感心するところが
多かった。

マスコミにも
全然知られていない
自民党の成果が
やっとわかった。
この件は「ゴー宣道場」で
ぜひ話してくれないかと、
わしは松山氏に
頼んでおいた。

きっとまた
出てくれるだろう。

古賀氏や松山氏は
ポピュリズムの政治家ではない。


テレビに出て
ぺらぺら無責任にしゃべり、
笑いをとるタイプではない。

だが保守論壇の
知識人にしても、
結局はそのような
電波で大衆受けする
政治家にしか
興味を持たないのが
実情ではないか。

昨夜はJC・OBの
社長さん方と
飲んで話したが、
明円直志氏ら
教科書運動のときからの
盟友もいて、
経営者としての
彼らのおおらかな
楽しさに魅了された。

原発事故の直後に、
外資系企業の社員が
全員疎開して、
大阪・京都のホテルは
満杯だったとか、
民主党の某議員が
子供を海外に
留学させたとか、
いろんな情報を
聞かせてもらった。

しかし名刺を見ると
代表取締役ばかりだが、
一家を構える男たちって
元気で明るくていいよね。

 

みなぼん

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