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高森明勅
2011.2.20 12:36

近況一端(2)

1月30日、新しい歴史教科書をつくる会の新春講演会。

私は総合司会を仰せつかった。

テーマは「尖閣事件と歴史公民教科書」。

日曜日の夜7時から9時という、最も人の集まりにくい時間帯の開催だったにも関わらず、約400名の参加を頂いた。

はるばる沖縄から尖閣諸島に上陸された仲間均石垣市議がお越し下さり、ご自身て上陸時に撮影された映像の上映後、熱弁を振るわれた。

一緒に上陸した箕底市議も飛び入り参加。

さらに『新しい歴史教科書』『新しい公民教科書』の代表執筆者の藤岡信勝、小山常実両氏などの弁士が次々と登壇し、尖閣事件と教科書問題の知られざる構造的関連について、分かりやすく語られた。

締めくくりに私は

子供たちにランドセルを贈る善意は素晴らしい。だが、ランドセルに入れる教科書がネジ曲がっていては、子供たちの未来は決して明るくならない。どうかご参加の皆さんは教科書問題の〈伊達直人〉になって頂きたい」

と訴えた。

当日、何と63人の方々が、会場で「つくる会」の年会費6000円を払って、新たに入会して下さった。

ありがたいことだ。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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