「第3回・ゴー宣道場」、
いつも以上に応募ハガキがたくさん届きました
募集人数は60名のため、今回は、
ほとんどの方が落選してしまいました
せっかく往復ハガキを出して、
しかも参加希望の熱い声を届けて下さったのに、
ご希望に添えず、本当に心苦しいです
しかし
これからも「ゴー宣道場」は長く()続けていきますし、
8月は200人近く参加可能な会場「靖国会館」で開催しますので、
これに懲りず、またドシドシご応募下さいね
さて今日は、先日、私がよしりん企画で体験した、
奇妙な出来事をお話ししたいと思います
その日は、締め切り間際で、ピロイさんとポカQさんが
事務所に泊まり込んで、仕事をしていました
深夜、咽喉が渇いたので、何か飲み物をと思い、
台所に向かって廊下を歩いていました。
すると、スタッフが仕事をしている部屋から、
男2人の物悲しい歌声が聞こえてきました・・・
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
「小さなーマンションー おまえのーためにー
さがしーておいーたよー 二人でー住みたいー」
・・・・・・
・・・?・・・
・・・??・・・
どうしたというのでしょう・・・???
なぜ、深夜に2人でこんな歌を・・・???
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
私は、何だか2人のことが心配になり、
台所に向かっていた当初の目的を忘れ、直ぐに部屋へ戻って、
彼らが歌っていた歌を、インターネットで調べ始めました
聞こえてきた歌詞で検索して調べてみると、
その歌はどうやら『夜の銀狐』という曲のようで、
「うわべの恋」をしている女性に想いを寄せる男が、
「女としての静かな幸せ」を説き、自分の愛情を訴え、
小さなマンションを探し、エプロン姿が似合うと言って
結婚をほのめかす・・・そんな曲でした。
歌詞だけでなく、
曲調も気になった私は、
ユーチューブで探して、聞いてみました。
それは、歌手ご本人の物ではなく、
どなたかがカバーした物でしたが、
哀愁漂う曲調であることはわかりました。
あの曲が何かはわかりました。
しかし、曲を知ってしまうと、なおさら、
歌っていた2人のことが、心配になりました
何かあったのかな???
でも、触れるのもまずいのかな???
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・・・・・・
・・・・・・
結局、私は直接聞くことを躊躇い、
不安を抱えたまま眠りについたのでした・・・。
・・・数日後・・・
また2人が泊まり込んでいた深夜
台所から聞こえてきた、
2人の陽気な酔っ払い(?)の大笑いに、
私は胸を撫で下ろしました
結局、あの日の歌声は何だったのか、
未だになぞですが、きっと単に、
2人の気まぐれだったのだ・・・
と思うことにしています。
しかし、深夜の物悲しくも不気味な歌声は、
やっぱり乙女の不安を掻き立てるものなので、
できれば、いつも陽気に笑っていて欲しい・・・
そう願うのでした