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トッキー
2025.4.10 08:00ゴー宣道場

われわれは将来の世代のために、身を賭して国を守ることができるか?ゴー宣DOJO in横浜 「ウクライナ戦争と国際法の行方」4月20日開催!

応募者総数150名突破!!いよいよ10日後!!

4月20日(日)開催

ゴー宣DOJO in横浜

「ウクライナ戦争と国際法の行方」

貴女方こそが「国民のお手本」だ!~ウクライナ軍女性兵士と沖縄戦女子学徒隊~

 

 

 

こんにちは! DOJOサポーター関東支部の 勝つです。

 

現在ロシア軍と激戦を繰り広げているウクライナ軍に数多くの女性兵士がいることをご存知でしょうか。先日NHKで放映された『NHKスペシャル 臨界世界 ON THE EDGE ―女性兵士 絶望の戦場』(2025年2月23日。現在NHKオンデマンドで有料で視聴可。
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2025144215SA000/)によれば、

ウクライナ軍は世界でトップクラスの女性の軍隊と言われ、ウクライナ軍全体で100万人のうち6万7000人が女性で、これは戦争前の4割増とのこと。25歳から60歳の男性には動員令が出されているのに対し、女性は全て志願兵。彼女たちの士気は当然高く、戦争の長期化と過酷化により戦死者が激増し、脱走兵が増える中、彼女たちの役割への期待も高まっています。

ここで主に紹介されている3人の女性兵士の志願動機もそれを反映しています。

ヤナ(23歳)生まれ育った町がロシア軍によって占領下に。母の反対に対して、「暴力で人を従わせることは許せない」と志願。ドローンによる監視と攻撃を担当。

オレーナ(43歳)住んでいた首都キーウがロシアに攻め込まれたことで入隊を決意。敵と至近距離で撃ち合う「突撃歩兵」として最前線で戦い、その功績が認められて「英雄」としてゼレンスキー大統領から表彰された。「私と私たちの国の生き残りの戦いなのです」

アリョーナ(43歳)住んでいた町をロシア軍に占領され、全てを失った。3人の子供をもつ母親だが、ロシア軍を追い出し、幸せだった家族の暮らしを取り戻したいと夫の反対を押し切り、子供たちを残して志願。「子どもたちには私が軍に入るのは家に帰るためだと説明しました」。前線で応急処置を行う任務を担当。

 

とにかく彼女たちの士気のすさまじさに圧倒されるのですが、他方で彼女たちが直面する戦場での苦悩や葛藤も描かれています。ヤナは同僚たちから性的関係を迫られ、英雄として称えられたオレーナは仲間の相次ぐ死に心を蝕まれていき、アリョーナは末娘の精神的不安定を受けて軍を辞めて1年半ぶりに帰宅したものの、広がってしまった娘との精神的距離に当惑します。

番組のタイトルは「絶望の戦場」となっていますが、状況はともかく彼女たちは絶望していません。番組の終わりで、今年1月トランプによるロシアとの停戦交渉が取りざたされる中、ヤナとオレーナは決意と覚悟を表明します。

ヤナ:(瀕死の重傷から回復して再び前線へ)「やり残したことがある」「私たちはまだウクライナを侵略者から解放していません」

オレーナ:「私たちがどれだけ持ちこたえられるのか、私にはわかりません」

「私は耐え続けます。たとえ勝利の日がこなくても。たとえ停戦が宣言されても」

 

彼女たちの凄まじい覚悟を目の当たりにして私が思い出したのは、小林先生の『ゴーマニズム宣言SPECIAL 新戦争論1』(2015)第14章「国民の手本、少女学徒隊」で描かれた金城信子・貞子姉妹でした。「私たちの卒業証書は靖国神社の入場券になる」と言って10代で従軍看護婦として志願し、米軍が迫る中、守り抜いてきた制服に着替え、共に壕にいた兵士たちに別れを告げて自決した姉妹の壮絶なまでに美しい最期でした。小林先生は金城姉妹を「国民の手本」と称え、こう結びます。

 

「英霊となった少女たちへの顕彰をさせず、犠牲者だと無駄死にだとしてきた戦後の平和主義は、死者を冒瀆し、遺族を踏みにじるものでしかなかったのである!」(222頁)

 

まさに今日のウクライナは、過去の日本であり、明日の日本でもあるのです。われわれは果たして彼女たちのように覚悟をもって、国民として戦うことができるのでしょうか。将来の世代のために、身を賭して国を守ることができるのでしょうか。

 

シニシズムにどっぷり浸り、過去の日本の戦争にも今のウクライナ戦争にも他人事として無関心な日本人、トランプの同盟国切り捨てや「相互関税」攻撃に対して各国が自主防衛策や報復措置でもって対抗しようとする中、ダンマリ決め込んでいる政府、首相としての思い出作りをしたいのか、誰に対して何を反省しているのか意味不明な、しかし再び英霊の方々を哀れな「犠牲者」として冒瀆すること必定の、戦後80年ポエムを出そうとしている石破首相などなどに対して、イライラしている皆さん!

 

「国民」としてウクライナ軍女性兵士や沖縄の女子学徒隊に及ばずとも、二度と日本を侵略させないために、世界で強国が弱小国を弄する戦争を起こさせないために何をなすべきかについて、言葉による闘い(=議論)をしようじゃないですか。これぞ「不戦の誓い」だというお手本を、石破首相をはじめとする政治家に見せつけようじゃないですか!

 

シニシズムはご免だ!女性も男性も真の「国民」であるための議論に参加しましょう!

 

 

 

開催要項 ※募集は締め切りました

【第122回ゴー宣DOJO in 横浜】

■テーマ:「ウクライナ戦争と国際法の行方」

■日時:令和7年4月20日(日)14:00〜17:00

■場所:横浜市内

■参加費:3,000円(中学生〜大学生:2,000円、小学生以下:無料)

 

 


 

 

アメリカはベトナム戦争に勝てなかった。
イラク戦争でもアフガン戦争でも不名誉な撤退を強いられた。
ソ連もアフガニスタンに勝てなかった。
侵略された側が不屈の決意で士気高く戦い抜く限り、
たとえ相手が超大国でも負けることはない。
ウクライナでも同じことがいえる…といった趣旨のことが
当日登壇される井上達夫氏のご著書
『悪が勝つのか?』に書かれています。

では、今後いざという時、日本はどうだろう?
というのが非常に不安なところです。

そんなことも含めて、全く他人事ではない
ウクライナ戦争と国際法の問題について、
最高のメンバーによる議論を聴こう!
どうぞお楽しみに!!

 

当日はニコニコ生放送もあります!
https://live.nicovideo.jp/watch/lv347472758

タイムシフト予約をお忘れなく!!

トッキー

次回の開催予定

令和7年 5/4 SUN
14:00〜17:00

テーマ: 「志桜里応援ゴー宣DOJO・第一弾 東京」

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