本日発売のSPA!2025年4月1日・8日合併号掲載の「愛子天皇論 第264章:伝統マウンティングは差別になる」多くの男系男子固執者が持つ爛れた精神性が、見事に喝破されていましたね(そしてラスト1ページに描かれていた事は、天皇論シリーズ全体に通底する、非常に重要なテーマの一つであると私は感じています)。
作中で取り上げられていた藤井青銅氏の本も、とても面白そうなので即注文してしまいました。
さて、ちょうど本作が発表された今日3月25日、ブラジルのルラ大統領夫妻が国賓として来日し、歓迎行事や、愛子さまが初めて出席されての宮中晩餐会が予定されています。
今回の宮中晩餐会ではブラジル側の希望でドレスコードが緩められたほか、ブラジル留学していたサッカー選手の三浦知良や、ブラジル出身歌手のマルシア、ブラジル音楽であるボサノヴァ歌手の小野リサといった「日本とブラジルの架け橋となっている人々」が招待されています。
国同士の親交を温めあう会としてとても素敵な形だと感じますが、普段からSNSで男系男子固執している(同時に、今上陛下ご一家に異様な憎悪を向けている)者たちの投稿には、晩餐会の形が「先例と違う!!」と陰湿な小姑ヒステリーを撒き散らしているものも見受けられます。
「天皇陛下に伝統マウンティングする」って何かもう理解の外にある精神性ですが、民間から皇室に嫁がれた美智子さまを「粉屋の娘」などと貶めた者も性根は同じで、そうした人間のドロドロした暗部がSNSによって「匿名で、カジュアルに」撒き散らせるようになっているだけなんですよね。
皇位継承の男系男子限定明文化は明治以降ですが、同じく明治以降でも洋服や洋食の導入、側室の廃止、恋愛結婚、子育ての形など、むしろ民間での流れを皇室が先導するように執り行われてきた「新義」は多数存在します。
「伝統」を存在そのものでリアルタイムに担い続ける天皇陛下や皇族の皆様は、日本で一番「伝統マウンティングを必要とせず、対極にある」存在なのでしょう。
一方、グラグラの個を伝統マウンティングで慰撫しようとする者たちは「天皇陛下を侮辱してまで天皇の権威を利用」して、先例との違いをただ喚くだけで自分の位置を上げよう(そうした幻覚を得よう)としています。
まるで、四六時中親を罵倒しながら、親にせびった小遣いで怠惰に生活している幼稚なニートみたいな構図ですね。
陰湿で幼児的な伝統ニートは一生変われず、何の充足感も得られぬまま、ただ人生を浪費して行くのでしょう。ちょっともう、そうした輩には憐れみすら持てないです。
そんなモノは放置して、ひとまず今日は、愛子さまの晩餐会デビューの模様が報じられるのを楽しみに待ちます!