書面の期限地獄や確定申告、挙句少年野球の春季大会が始まり、まったく身動きとれなかったわけですが、久々の配信は期日報告!
当時13歳だった原告が、それまで精神科の診断も同意もなく登校時に突然児童相談所らによって精神科病院に”拉致”された医療保護入院の違憲・違法性を争う訴訟ですが、本日13時30から第11回期日が行われました。
2年かけて争点は整理され、とうとう最後の本丸的争点、拉致された当日の入院の根拠となる”診察”や、その後の独房への隔離措置の前提となる診察はどの程度行われたのか、について、嘘にまみれた医師たちからの陳述書が提出され、それに対する原告本人の陳述書による反論が行われました。
裁判長からは、大変に興味深い争点整理と被告病院らに対する問いかけが行われました。
精神科医といった専門家が判断すればそれは100%正しいのか?しかし、それでは法システムの中に専門家が取り込まれた意義がないんだよね。法が何らかの決定に専門家を介在させた場合に、専門家の判断に対する法の要請や統制ってなんだろう??という大きな論点についてもお話しました。
いよいよクライマックスである証人尋問に向けても扉が開いております。
現代日本でもこんなあからさまな自由の蹂躙が行われているんです、同じ社会を生きる人間のこととして、知って下さい!