4月20日開催のゴー宣DOJO in横浜 「ウクライナ戦争と国際法の行方」を前に、「ウクライナ戦争論」の1と2を読み返している方も多いと思います(もし未読の方はこのタイミングで是非!)。
「ウクライナ戦争論2」に収録された内容は、2022年末までのSPA!連載と描き下ろし(2023年3月発売)。それ以降から現在までの動向について、その時々のニュースは気にしているものの、自分の中でも「流れ」が断片的になっていたので、主な出来事などを簡単な年表にしてみました。
2023年
1月~3月: ロシア軍は南部と北部で防衛線を越えて前進し、市街戦に突入。ウクライナ軍は市街南部の拠点から撤退し、精鋭部隊を投入して防衛を試みたが、2月17日にはアウディイウカ市街から撤収。 バフムートを巡る戦闘が泥沼化し、多数の兵士が死傷。欧米諸国がウクライナへの支援を継続表明。
2月24日: ロシアのウクライナへの全面侵攻から1年が経過。
4月:ウクライナの反攻計画などが含まれる米機密文書がSNSに流出。
5月:ウクライナ軍が反攻準備を完了と発表。ロシアがキーウに対してドローン攻撃を強化。
6月:ウクライナ・ヘルソン州のノヴァ・カホフカ・ダムが爆破され、下流地域で洪水発生
7月:ロシアが黒海穀物合意を停止、穀物輸出の安全保障が崩れる。
8月:ドローンによる、モスクワなどロシア本土への攻撃が増加。
7月28日: 日本政府はロシア連邦の産業基盤強化に資する物品の輸出禁止措置を8月9日より実施することを決定。
12月:米国議会でウクライナ支援継続への反発が強まり、追加支援予算の議論が停滞。
12月15日: 日本政府は資産凍結等の措置及び輸出等禁止措置の対象を追加。アラブ首長国連邦、ウズベキスタンなどのロシア連邦・ベラルーシ以外の国の団体も含む。
2024年
1月:西側諸国によるウクライナへの追加支援(戦車・防空システムなど)が到着し始める。
2月24日: ロシアのウクライナへの全面侵攻から2年が経過。
3月:中国が和平案を提示するが、欧米とウクライナは慎重姿勢。
4月:ウクライナが新たな徴兵制度を導入し、戦力の補充に着手。
5月:アメリカが長距離ミサイル「ATACMS」をウクライナに提供。ロシア国内の標的に使用される。
6月:スイスでG7首脳会議開催。ウクライナ支援の継続と凍結されたロシア資産の活用について議論。
8月6日: ウクライナ軍がロシアのクルスク州に大規模な奇襲攻撃を開始。第二次世界大戦以来最大の外国からの攻撃となり、約20万人のロシア市民が避難。
9月:ロシア軍が北朝鮮製の弾薬を使用して反撃を強化。
10月: ウクライナはロシアの反撃を撃退し、「勝利計画」を実施。しかし、北朝鮮軍の支援を受けたロシア軍が反攻し、ウクライナの進展は停滞。
11月:ロシアが新たな徴兵動員を発表。
12月:欧州議会がウクライナ支援継続を決議。新たな財政支援パッケージを承認。
2025年
1月1日: ゼレンスキー大統領が、2025年をロシアの侵略を終わらせる年とする決意を表明。
1月24日: ロシア国防省は、東部ウクライナの戦略的に重要な町ヴェリカ・ノヴォシルカの中心部に進軍し、ロシア国旗を掲げたと発表。
2月20日: ロシア軍がクルスク地域で800平方キロメートル以上の領土をウクライナ軍から奪還したと発表。
2月24日: ロシアのウクライナへの全面侵攻から3年が経過。
3月10日: ウクライナが米国との会談で部分的な停戦を提案し、米国からの軍事支援と情報共有の再開を求める。
3月12日: ウクライナのクルスク攻撃と、ロシア軍がクルスク地域での領土奪還が報じられる。
3月14日: ゼレンスキー大統領が、米国の提案した30日間の一時停戦を受け入れた後、戦争を終わらせる良い機会があると述べる。
3月18日:プーチン大統領とトランプ大統領が電話会談し、エネルギー施設やインフラに対する攻撃を30日間停止することで合意するものの、広範な停戦案は受け入れず。
※検索やいくつかの記事を参考にざっとまとめたもので、あまり精査していないので、参考程度にご覧ください。
全体の印象としては、判官贔屓的だとは思いつつ、それでもウクライナの必死の戦いには心を揺さぶられるものがあります。
同時に、あまりにも希望が持てないこの流れに、「ロシアと領土問題を抱えた」日本の国民としてどう対峙すれば良いのか。「その後」を踏まえた上で、ウクライナ戦争論を読み返してみたいと思います。
そして4月20日のDOJOでは、今の日本で「これ以上はありえない」レベルの密度を持った議論が展開されるはずです。ぜひ、会場ならではの空気までまるごと体感しましょう!
開催要項
【第122回ゴー宣DOJO in 横浜】
■テーマ:「ウクライナ戦争と国際法の行方」
■日時:令和7年4月20日(日)14:00〜17:00
■場所:横浜市内
■参加費:3,000円(中学生〜大学生:2,000円、小学生以下:無料)
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