昨夜、地下鉄サリン事件から30年ということで、
NHKがオウム真理教の特集をやっていた。
クーデターを狙って着々と実行を勧める信者たちの行動力は
ある意味、凄いと感心する。
オウムが話題になり始めた最初から、異常だと思っていたが、
世間ではそう思わず、知識人はこれこそが本物の宗教だと
評価していた。
最近、政治の世界で、奇妙な行動をして、SNSで目立ち
さえすれば、当選しちゃう奴らは多いから、今なら麻原だって
当選していただろう。
しかしわしが、坂本一家殺人事件の調査を始め、オウムから
名誉棄損の裁判を起こされ、奴らの機関誌で毒ガスの被害を
訴えてる記事を読み、『ゴー宣』で奴らの怪しさを訴えてる
時期に、警察は全く動いてなかったと、昨日、番組で知って
驚いた。
麻原彰晃の「ポア」指令が出て、オウムの信者に狙われ、
暗殺寸前まで戦っていた時期にも、警察は動こうとして
なかった。
一方でオウム真理教は子供の宗教であり、『おぼっちゃまくん』
と同じだと評価されたり、小林よしのりこそが価値相対主義
ではなく、熱心な信者が多いから、麻原彰晃と同じだと批判
される文脈もあった。
これらを一体どう捉えるのか?
議論してみたいし、『ゴー宣』でも描いてみたい。