ゴー宣DOJO

BLOGブログ
笹幸恵
2025.3.9 01:03生放送

しっとり。じんわり。オトナな歌謡曲。

「歌謡曲を通して日本を語る#12」、
スタジオにて久々の見学。わくわく。

いや〜、最初のバス・ストップから、
ツヤのある声でしっとり聞かせる、たまりません。
スタジオ内の音響のどこがどう変わったのかわかりませんが、
イヤモニのおかげか、声が今までより透き通って聞こえました。
艶っぽさの濃淡まであらわれてくるような感じ。
「つないだこの手のぬくもりを忘れるためにも・・・」
くぅぅ〜〜〜、せつないッ。

印象深かったのは、先生の弾き語り「座頭市」!!
帰宅してすぐに検索してしまいました。
途中の語りは絶妙すぎて、笑いつつ、怒りつつ、共感しつつ。
あそこであのセリフを持ってくるってすごい。
歌に乗せた言葉って、その文字数よりはるかに
多くのことを物語るのだな。
勝新太郎とのエピソードも仰天。

それにつけてもキャンセルカルチャーの影響で
品行方正な良い子ちゃんがますます増え、
人に後ろ指をさされない、さされそうなことは自主規制、
あれもこれもそれも・・・って、本当につまらない世の中になった。
それってつまり、人間がせせこましくなったのだ。
鷹揚さのカケラもないのだ。
だから他者にも冷淡になれる。
根底に「情」がかよっておらず、上っ面の知識や正義、
使い切れないほどの金が幅をきかすようになった。
気がついたら自分も萎縮してるなんてことが
ありそうだからコワい。

自分の心に響く情感だけは、
死ぬまで手放さないでおこう。


帰りはもちろん、「おーまいりるが〜」と口ずさんで
家路につきました♬

しっとり、じんわり、心に染みわたる生配信、
ありがとうございました。

メイキングもどうぞお楽しみに!

(おまけ)本日の男性家来


笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

次回の開催予定

第121回

第121回 令和7年 3/15 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「天皇は双系が伝統である!」

INFORMATIONお知らせ