はじめてのよしりん
第19回
【だふねさん】
私の「はじめてのよしりん」は、週刊「SPA!」で『ゴー宣』が連載が始まった1年後の、1993年2月頃? 第40章「自分の言葉で祝うとこーなった」を読んだ時のことです。(『ゴー宣』①所収)
小林先生が、天皇陛下(当時皇太子)のことを「皇太子っていいやつじゃん」と評価なさっていた、あの率直さ、あの衝撃は今でも忘れられません。
私が陛下と雅子さまのご婚約会見を見た直後の、感想そのままで。そこから、毎週読むのが楽しみになりました。(『おぼっちゃまくん』の作者と同じと知ったのは、実は後になってからです。)
出産・育児など慌ただしかった一時期は『ゴー宣』から離れていましたが、戻ることができたのは『天皇論』と『新天皇論』がきっかけ。
その時小林先生は既に皇統問題をテーマに「ゴー宣道場」を開催しておりました。私も平成29年から、遅ればせながら門下生としてお手伝いを始めたわけですが、そこに不思議な運命を感じております。
いわば、天皇皇后両陛下が、私と『ゴー宣』をつないでくれたようなものですから。
そして、「はじめて」から30年以上経って、『ゴー宣』にも思いがけず登場させていただいたことは、読者として光栄の極み。読み始めた当初はまったく想像もしていなかった展開に、「人生って、おもしろいなぁ」と身に沁みて感じている、今日この頃です。
『ゴー宣』は連載スタート時から「反権威」を打ち出していたこともあって、初期はいま読み返してみると、「反天皇制」に近く見えるほどの表現もあって驚きますが、むしろ、だからこそ、そんなスタンスの時でさえ、記者会見を見て「皇太子っていいやつじゃん」と即座に考え直す柔軟さに凄さを感じます。
そうして今日に至っていることを考えると、人は変われるし、変われることにこそ意味があるもので、それは一概に「変節」などと見下されるべきものじゃないのだと確信します。
これからも変わっていきましょう。だからこそ、人生っておもしろい!
【さらうどんさん】
私もたぶん「東大一直線」だと思います。
リアルタイム連載時期は小学校1年くらいの頃かな。でもその時は特にそんなに好きじゃありませんでした(失礼)。
続編の「東大快進撃」の方で「おおっ!」と思いました。
ハマッたのは大学生時代に読んだ「厳格に訊け!」からで、
その後、新社会人の頃に読んだ「ゴー宣」から本格的にハマりましたが、
熱量がもっとハンパない方々がいらっしゃるので、それに比べたら随分ヌルい読者です。
熱いとかヌルいとかなんて気にすることはないのです。
そもそもさらうどんさんはよくコメントを書き込んでくれてますけれども、一度もコメントを書いたことがないし、ゴー宣DOJOに行ったことはない、けれども好きで読んでいるという人は、実はものすごくいっぱいいるはずです。
人にはその人なりの熱量があるし、生活環境などの都合で離れたり、また戻ってきたりということもいくらでもあるし、それでいいのです。
でも、できたら、コメントを書いたことがない人も、ほんの一言でも書いてくれたら嬉しいです。励みになります!
あなたにはあなたの「よしりん」がある!
あなたの「はじめてのよしりん」、
ぜひこちらにお寄せください!!
https://aiko-sama.com/archives/50096
BACK NUMBER!
第1回 トッキー
第2回 マックンさん/tubafreddieさん
第3回 anamochiさん/枯れ尾花さん
第4回 masaさん/Richard Tigerさん/突撃一番さん
第5回 ハートマン軍曹さん/タヒガシさん/ふぇいさん
第6回 DANさん/ねこまるさん/ダグドラえもんさん
第7回 あゆむさん
番外編 大須賀淳さん
第8回 あしたのジョージさん/サトルさん/グッピオのオオカミさん
第9回 ありんこさん/ねこ派さん
第10回 KOさん/神奈川のYさん
第11回 基礎医学研究者さん/希蝶さん
第12回 コチャコさん/智之丞さん/かずずさん
第13回 nicさん
第14回 焙煎珈琲さん/tanapomさん
第15回 こふくろうさん/異形忍紅トカゲ仮面ライダーX(以下略)さん/秋田のタカさん
第16回 ひとかけらさん/じーまさん/daigoさん
第17回 yan ryuさん/あるでぃーさん
第18回 京都のSさん/酔いどれカエル坊主さん