週刊現代・2024年12月28日・2025年1月4日号に掲載された「亀井静香×玉木雄一郎『玉木くん、石破総理を倒すんだ!』」という記事を読み、ハラワタが煮えくり返りました。
この記事は「年末年始みそぎ対談」と称して、亀井静香が玉木雄一郎に説教して「根性を叩き直す」というしょうもない企画なのですが、その中の「皇室の問題は大変だ」という段を読むと、根性が腐りきっているのは亀井静香である事がわかります。
亀井はまず
今、皇室に大変なことが起きているんだよ。眞子さまと小室圭さんの件だ。皇室のお嬢さんが好きな男性と結ばれて民問人になるのは構わないですよ。それは本人の自由だ。
と皇室の話題に触れ始めます。本人の自由も何も、女性皇族は結婚したら臣籍降下する他に無いじゃないか!と憤りますが、ひとまずそれは置いておきましょう。
その次段を読んでとにかく仰天。
だがこともあろうに日本を戦争で打ち負かして、東京大空襲をやって、原爆を2発も落としたアメリカにお住みになるとはどういうことなんだ。国民の税金で今まで生活してこられたのにおかしいじゃないか。
お二人が、国を追われるような形で一時金も受け取らずに米国に行かざるを得なかったのは、亀井のような国民主権病を慢性化させた者たちによる熾烈なバッシングのせいじゃないか!
自らの醜悪さに1mmも気付いていない、この上から目線は一体何なんだ!
亀井、貴様は一体何様のつもりなんだ!!!
俺は秋篠宮に会ってそのことをお話ししょうと宮内庁長官に相談したら、そういう話はできませんと断られちゃったけどね。
さすがに宮内庁の対応は当然のもの。元代議士とは言え、亀井の行動は「愛子さまは替え玉だろう!」と毎日宮内庁に電話しているという、Xで皇室ヘイトに余念がない狂人と同じレベルのものです。
正直、現在の亀井静香はとっくに議員を引退した迷惑系耄碌クソジジィでしかないのですが、今後について要注目なのは次の部分から。
玉木 皇位の安定継承についてはちゃんと話し合ってきました。亀井先生がおっしゃったように、今の制度では、女性皇族は皇族以外と結婚したら、皇籍から離脱することになっています。
亀井 皇位継承は男系男子に限定しなければいかん。
玉木 でも今のままでは公務を担う人がいなくなってしまって、残された皇族の公務の負担が大きくなってしまっています。事実上、跡継ぎは悠仁親王殿下だけですから。
亀井の痴呆妄言はもう良いとして、玉木の発言は「男系男子に限定」に対して言を濁しているので、男系男子固執のままでは皇室が続かない事自体は認識しているのでしょう(わかっていなかったら本物のバカですが)。
亀井 そうか。そういうことを君たちが考えてくれているなら、ありがたい。アンタのような政治家がいるから心配ないわい。
玉木 頑張りたいと思います。
もうあまりに下らない居酒屋談義以下の会話にすっかり読む気がなくなりますが、もし国民民主党が男系男子固執の路線を堅持するとしたら、亀井はまたしても皇室に弓引く(←暗い山が好き好む表現)所業にでた事になります。
「天皇論 平成29年」を読んだ方は、上皇陛下(当時(平成)の天皇陛下)の生前退位のご意向を潰すよう、亀井静香が当時首相であった安倍晋三に入れ知恵するシーンを強烈に覚えていると思います。
今回の玉木との対談を読んで、改めて、亀井静香という人間はこうした事を宣う逆賊であると確信しました(安倍晋三も、亀井の戯言や、Y染色体オカルトに絆される、なんと思想の芯がない政治家であったのかと呆れてしまいます)。
亀井は、天皇・皇室を「お飾り」とし、皇族の皆様を人間扱いせず意向・心情をことごとく踏みにじり、政治上のツールとして濫用することしか考えない、この上なく醜悪な畜生です。
同時に、現代のコンプラ・ポリコレ観に色目を使いながらも男系男子固執する議員は、皮一枚下には亀井と同様の妖怪そのものな醜い正体を隠していると言えるでしょう。
最後に、佳子さまが表紙の号で、亀井・玉木対談の次のページから佳子さまの特集を載せた週刊現代について。
最初は「よくもこんな酷い記事を、この号のこの位置に載せたものだ!」と無神経ぶりを憤りましたが、よくよく考えると、醜悪極まりない亀井の言説をここに載せる事で、男系男子固執の愚かしさを白日に晒す意図?と考えられなくもありません。
週刊現代にしろ、玉木(国民民主党)にしろ、亀井という妖怪が皇室を蹂躙するための尖兵となってしまわないか?厳しく注視して行きましょう。