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トッキー
2024.12.11 13:28

「炭鉱のカナリア」になった話。

先週、仕事場に来るとシンナーのような強烈な化学薬品の臭いが部屋中に蔓延していました。
マンションの改装工事中の部屋から、換気口を通って流入していたのです。

窓を開放して換気しても続々入って来るし、寒くてずっと窓も開けられないので、我慢して仕事してたら、だんだん体調がおかしくなってきました。

喉がイガイガして鼻水が出たのは季節のせいかと思ったのですが、そのうち背中が痛み始め、手足にかゆみと発疹が出て、明らかにいつもと違う疲労感と倦怠感があって、ついには鼻血が出て来ました。

これはおかしいとネットで調べたら、全てシックハウス症候群の症状に該当していました。

翌日も出社してみたら相変わらずのシンナー臭で、ここで我慢して仕事したら危ないと思い、その日は自宅に避難して仕事をしました。

ところが、管理会社に問い合わせても「シックハウス症候群の原因物質を含んだ塗料は使用していないから安全」と木で鼻をくくったような答えが返って来るだけ。他に体調を悪化させた人もおらず、体調を崩した方がおかしいとさえ思われかねないような状態になりました。

そして、そんなことを愚痴ってたら、ある人に「炭鉱のカナリアですね」と言われました。

昔、炭鉱夫は鳥かごに入れたカナリアを連れて炭鉱に入りました。
カナリアは無臭の有毒ガスにも敏感に反応するため、炭鉱夫はカナリアの様子から危険を察知したのです。
それと同様に、身体が敏感に危険を察知して避難できたわけだから、よかったじゃないですかというのでした。

マンションの工事は終わり、仕事場のシンナー臭もかなり抜けました。
しかし、外から入ると明らかにまだほんのり漂っているのがわかる状態なので、私はまだ不安を抱えつつ仕事をしています。

それにしても、大抵の健康被害問題は「国の基準をクリアしているから安全」「因果関係は不明」で門前払いというのは、コロナワクチン薬害など数々の事例でわかってはいたのですが、今回まさにそのまんまの対応をされて、これを我が事として痛烈に再認識しました。

我が身を守るには国も医者も信用できず、自分の身体の反応に常に注意して、危険を察知するしかないようです。

トッキー

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