秋篠宮殿下の「皇族も生身の人間」発言は、皇族もあなたと同じ人間なのだから、我が身に引きつけて考えて欲しいというメッセージだと私は感じました。
そのうえで「バッシングというよりいじめ」という発言まであったものだから、いじめサバイバーの私としてはいてもたってもいられなくなり、先週ブログを書きました。
https://www.gosen-dojo.com/blog/51215/
正直言って、日教組教師の家に生まれ育った私には、高森さんのような自然に育まれた尊皇心なんかありません。そこは極めて意識的に、自覚的にやっています。
しかし「いじめ」の問題となって、その当事者に本当に同情しちゃったら、もう自分でも制御できないほど「魔太郎マインド」が発動してしまいます。
私は小中学校時代にいじめを受けていた北海道某市に、もう40年近く行っていません。
実家が引っ越したという事情もあるのですが、おそらく今後も一生行かないと思います。
眞子さまは、今後日本の土を踏むことがあるのでしょうか?
藤田嗣治画伯のように、「自分は日本に捨てられた」と言って、二度と帰国しないのではないでしょうか?
私はいずれ北海道某市から出ていくことを希望としていじめに耐え抜いて、そうして東京に出てきて、たまたまよしりん先生に拾われたという最大の幸運があって、今日まで生きてきました。
しかし佳子さまは、皇室から出ていくことを唯一の希望としながら、それが未だに叶っていません。
悠仁さまに至っては、その希望すら最初からありません。
それは、とてつもなく残酷なことではないでしょうか?
自ら皇室に残りたいと当事者が思えるような環境を作ることは、皇室を維持したいのなら最低の国民の義務じゃないんでしょうか?
イジメるだけイジメて憂さ晴らしをしておいて、おまえは一生ここにいろなんて、そんな残酷なことをよく言えるものだと、私は思います。
そんなわけで、尊皇心なんか大してない私だけれども、いじめに加担しているやつはもちろん、見て見ぬふりするやつ、そして、同情しているように見せかけながら、実際には「やってる感」しか出していない者まで、全てを呪詛したくなってしまうのです。
これが暴走して、逆効果になりかねないのがまずいところなのですが。
ともかく、自民党はもとより、立憲民主党も覚悟を決めずにせいぜい「やってる感」に留まるのであれば、全てに「ウラミハラサデオクベキカ!」なのです。