立憲民主党の津村啓介衆議院議員が、Xに次のようなポストをしています。
かねてから女性天皇実現に積極的と見られていた津村議員(当時は候補)は先の衆議院議員選挙中、NHKのアンケートに「女系反対」と答えて批判が集まった際、下記のように弁明していました。
冒頭に引用したポストを見るとまさに「匍匐」大全開のまわりくどさですが、その「行間」から見えるのは、形を変えた男系男子固執の詭弁である「悠仁さままではゆるがせにしてはならない」=「反・愛子天皇」の理屈だけです。
「今後数年のうちに、日本の皇室を巡る環境は大きな曲がり角に直面します。」という表現は、もはや現状認識の甘さではなく明確に「時間切れを狙っている」ようにしか見えませんし、なぜかハッシュタグにしている(他に同タグでの発言は無し)「愛子さまのご結婚後のご身分をどう考えるか 」に至っては、皇位継承についての議論を、女性宮家の賛否へと矮小化させているも同然です。
これらの発言は慎重さを装いながら、匍匐「前進」どころか後退させるものばかり。これでは、本人は論外の外と言っている「旧宮家子孫の皇籍取得」の方を前進させているのと同じです。
上記のDOJOサポーターチャンネルアカウントへの返信では「私の考えも遠い所にはない」と述べていますが、むしろ本当の考えは真逆なのでは?と疑念を感じてしまいます。
わかりやすいゴリゴリの男系男子固執者よりも、こうした「理解者のフリをしながら足をひっぱる」存在のほうが、未来に渡る安定的な皇位継承の大きな障壁となるでしょう。
国会議員の、こうした「おためごかし」を許さず、明確な態度を示さざるを得ない状況作りが急務です!