国連女性差別撤廃委員会が、日本の皇室典範が皇位継承を男系男子に限定しているのは「女性差別」だと勧告したことに対して、日本政府やネトウヨ、産経新聞が猛反発してるけど、その反発こそが「国際的恥さらし」なんですよ!
女性差別撤廃委員会は「女性差別撤廃条約」に基づき、条約締約国すべてに同様の調査を行い、勧告を行っているのであって、日本に対する勧告が、特別に不当なものではありません。
日本の皇室典範は、女性差別撤廃条約に照らして明白に「女性差別」なのです!
その勧告が不服だったら、条約を脱退すればいいだけのことです。
現に、アメリカ合衆国は同条約の批准すらしていません。
日本政府は要するに、
「条約には批准したけど、条約に基づく勧告に従うのはイヤだい!」
…と抗議したのです。
駄々っ子ですか!?
ネトウヨや産経新聞は、国連に文句を言うのではなく、日本政府に対して「なぜ女性差別撤廃条約を脱退しないんだ!」と抗議しなければいけないんですよ!
なお、バチカン市国(ローマ教皇庁)は国連に加盟していないし、チベットは中国の侵略によって国が消滅している状態です。
だから、国連女性差別撤廃委員会が、ローマ教皇やダライ・ラマに関して勧告を行うわけがありません。
今回の勧告に対する反発は、日本人はそもそも「条約」というものを一切理解していないということを世界中にアピールしていることに他ならないのです。
バカは仕方ないけれど、
そのバカを世界中に晒すのはやめてくれ!!!