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2024.10.2 07:00ゴー宣道場

<新コロナ真理教の人々㉝> 【自分の目で見て自分の心で感じる人は少ない】

<新コロナ真理教の人々㉝>byカイジロウ
【自分の目で見て自分の心で感じる人は少ない】

 今回は荒川先生が好んで引用されるアインシュタインの言葉を考えてみます※①
 私の家の近所に経験豊富でチャキチャキのオバチャン女医がいました。私のように妻共々両親が遠方で、二人きりで子供を育てる夫婦にとって、親代わりに相談できるベテランの医者は本当に心強いものです。当然のように病院は常に繁盛。幼い我が子が熱を出せば、開院前から行列に並んだものです。

 コロナ禍で病院を避けるようになった私でしたが、吐き気が収まらず、仕方なくこの病院に久しぶりに行ったところ待合室は閑散とし、開院時間になっても次の患者が一向に来ない。そして私を呼ぶ声はオバチャン先生のダミ声ではなく、若い青年の声でした。
 聞けばオバチャン先生は昨年亡くなり、その息子が跡を継いでいました。看護婦に聞くと享年は64歳。春だというのに壁には「コロナワクチン秋接種受付中」の張り紙が貼りっぱなしになっていました。

 新シリーズ④にあるように、開業医は早く死ぬという統計があり、医者の9割がコロナワクチンを打ちました。もちろんこの先生が打ったか知りませんし、史上最悪の薬害とは言っても、亡くならない人の方が大半です。先生の死亡原因を勝手にワクチンと結びつけることは、私の失礼な邪推なのかもしれません。
 しかし私はここで「自分の目で見て自分の心で感じる」のです。状況から見て医者であるこの先生が打っていない事はほとんどあり得ない。そして64という年齢はあまりにも若すぎる。先生が医者であるが故に、私がアクセスできた情報に先生が到達していない可能性は高い。何よりこれまで地域医療を担ってきた先生が、立ち止まって標準医療に疑問を持つ可能性は低い。

 お分かりのようにこれは最初から善悪の問題ではないのです。確かに悪が栄える現代ですが、ただその不正義を埋めるのは、誰に対しても平等に開かれた科学的事実だけでしかないと思うばかりです。
 私が闘うべき相手は誰だったでしょうか? それは勿論、私が恩義を感じるオバチャン先生だったのです。私が子供まで世話になった恩人医師にワクチンの害を説く? 私たちの闘いは途方もなく困難な闘いなのです。

※①)アインシュタインの言葉から(荒川央)
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/nac90cb63d562

 

 

コロナ真理教の人々
庶民が医学に疑問を持たねばならない
医学は科学ではない
医学の常識は歴史と共に変わる
医学は宗教に近い
人は信じたいことを信じる
医学と闘うために
誤解:コロナは恐怖の殺人ウイルスである
誤解:超過死亡は出ていない
誤解:死亡が増加しているのはコロナのせい
誤解:ワクチンがコロナを抑え込んだ
誤解:未知のウイルスだから最初は分からなくて当然
誤解:今更コロナを振り返っても意味ない
⑬誤解:コロナワクチンで薬害は起きていない
⑭誤解:そんなに酷い薬害ならマスコミが騒ぐはず
⑮誤解:ワクチン効果は、打つまで分からなかった
⑯誤解:ワクチン有効率95%はスゲエ
⑰誤解:コロナワクチンは感染を防いだ
⑱誤解:コロナワクチンは死亡を防いだ
⑲誤解:それでもワクチンは感染死亡を防いだ
⑳誤解:ワクチンは集団免疫達成に必要だった
㉑誤解:mRNAワクチンは救世主の技術だ
㉒誤解:mRNAワクチンは安全だ
㉓誤解:でもインフルワクチンは効いているでしょ?
㉔誤解:でもワクチンで天然痘が絶滅したでしょ?
㉕誤解:健康であればあるほどよい
㉖誤解:製薬会社は人々の健康のために創薬している
㉗誤解:行動制限に意味はあった
㉘誤解:病院に行くほど健康になる
㉙誤解:マスクに感染防止効果はある
㉚誤解:マスクに効果がなくても念の為にした方が良い
㉛誤解:でもマスクに害はないでしょ
㉜誤解:でも健康診断は身体のためだよね?
㉝誤解:日本の研究者は誠実で優秀
㉞誤解:薬害は推定無罪であるべき
㉟誤解:人工ウイルス説なんて陰謀論
㊱誤解:人工ウイルスの目的はビルゲイツの人口削減
㊲誤解:反ワクって非科学の一枚岩で気色悪いよね
㊳誤解:接種したが副作用がなかったから大丈夫だ
㊴誤解:シェディングは陰謀論
㊵誤解:DNA混入問題はデマ
㊶誤解:mRNAワクチンにDNAが入る筈がない
㊷誤解:レプリコンは明治製菓の新しいお菓子?
㊸誤解:私の主治医は魅力的だから医者は信用できる
㊹誤解:医学者というプロが間違う筈がない
㊺パンデミックが終わるとき
㊻最終回:日本でコロナ騒動が長引いた理由

新コロナ真理教の人々
➀超過死亡
②過少死亡と病院経営
③コロナワクチンは終わるのか
④医学は本当に宗教なのかⅠ
⑤医学は本当に宗教なのかⅡ
⑥医学は本当に宗教なのかⅢ
⑦厚労省の心筋炎詐欺グラフ
[号外]紅麹問題
⑧XBB詐欺と抗原原罪
[号外②]パンデミック条約反対デモ
⑨コロナ論の論客たち
[号外③]コロナワクチン被害国家賠償請求訴訟
⑩コロナ騒動と人間関係
⑪mRNAワクチン中止を求める国民連合Ⅰ
⑫mRNAワクチン中止を求める国民連合Ⅱ
⑬ワクチンとサヨク思想Ⅰ(日米の政局について)
⑭ワクチンとサヨク思想Ⅱ(自然主義について)
⑮ワクチンとサヨク思想Ⅲ(陰謀論者について)
⑯プラセボとRCT
⑰真の危険性は誰も知らなかった
⑱コロナ言論の全体主義
⑲コロナ騒動とカルト
⑳マスク問題再考
[号外④]コロナ騒動と東京都知事選
㉑コロナ騒動とハンセン病
㉒落とし所の模索
㉓そもそも死因は明らかになるのか
[号外⑤]愛子様祭りから考えたこと
㉔コロナ騒動と原爆の日
㉕射つほど感染する
[号外⑥]南海トラフとコロナ騒動
㉖mRNAワクチンなるものはワクチンなのか
㉗謝れない人たち
㉘関係者は罰せられるのか
㉙コロナ騒動と男性優位社会
㉚『世にも危険な医療の世界史』を読む
㉛レプリコンワクチン
㉜人体に不可逆はある

 


 

 

何ともやりきれない思いになるのは、ワクチン薬害を広めたのは利権まみれの悪人だけではなく、何の悪意もない「善人」も相当数いるという事実ですね。
『世にも危険な医療の世界史』に書かれているような、現代から見たら狂っているとしか思えない「医療」の数々も、本当に効果があると信じて患者に施していた医者は無数にいたわけですし。
自分の身を守ろうと思ったら、目の前の医者が善人か悪人かも、恩義があるかどうかも関係ない。これは本当に難儀な話です。

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