いよいよ9月中旬に発売となる「愛子天皇論2」!
今から楽しみでありつつ、約1ヶ月前となった現在は、「愛子天皇論(1)」の読み返しにも最適なタイミングです。
「1」は、漫画が25章+番外編や付録という構成なので
じっくり一気読みする時間が無くても、一日に一章ずつ読んで、その内容について考えるという余裕のある読み方をしていると、ちょうど「2」が登場という塩梅です!
読み返しにあたってですが、私としては「知識・理論の補強」ではなく、「人に勧めるなら」という事を念頭に置いて再読してみようと考えています。
「2」はもちろんですが、「1」もさらに多く読まれてほしい一冊であり(「2」および連載中のシリーズが盛り上がれば、必然的に「1」も注目されるでしょう)、今後ますます人に対して「ぜひ読んでほしい」と伝える場面が増えるでしょう。
その際、やみくもに丸ごとプッシュするのではなく、「この人には、この章で扱っている観点が響くのではないか?」という思いを巡らせ、それを申し添えた上で勧められるようにしたいからです。
皇室・皇位継承に関する問題は、極めて公的な事柄から私的な領域まで、全ての日本国民の根の部分に深く関わっています。
各々の人が最も関心の強い領域から入ると、安定した皇位継承や国民との相思相愛がなぜ大事なのかを理屈と感覚の両面から実感しやすいでしょう。
そして、実はこの観点は、現在男系男子固執にハマっている人へのアプローチにも有効だと考えます。
どう考えても無理のある男系男子固執に至る経緯にも、実は先述のような「最も関心の強い領域」から入った情報に考えを支配され、固着してしまった可能性が高い。
「愛子さまの立太子を願う=性別を問わない直系長子優先の皇位継承を望む」は、イデオロギッシュなお題目ではなく、相思相愛に則った、国民からの思いの発露=コミュニケーションです。
愛子天皇論を広めるのも、機械的な拡散・バラマキではなく、血の通った人間としてのコミュニケーションであたらないと、一番肝要な層には届かないはず。
それこそが「全部抱きしめる」事につながるのだろうという思いに至り、その行動の下支えとなるような読み返しにしたいと思っています。
このブログをご覧の方はかなりの割合が「愛子天皇論」を読まれていると思いますが、よかったら皆さんもそうした観点での読み返し(もし未読の方は、それを少しだけ意識しながらの初読)をされてみてはいかがでしょうか。