只今、「愛子さましか勝たん!」の会場より帰宅しました。
改めて色々書くと思いますが、まずは今日という日、あの場所に関わった全ての人に、心の底から感謝します。
「歌謡曲を通して皇室を語る」で演奏した「LOVE IS ALL」に出てくる「埃にまみれた愛」という言葉。
曲中に用いた映像効果も、ほぼこの一言からインスピレーションを得たものです。
「埃」はストレートな意味では忌み嫌われる存在ですが、見方を変えると「どのような時を過ごし、どのような道を通ってきたか」の痕跡でもあり、ある意味「実存そのもの」です。
汚れ、傷つくことを厭わずに実存を求める度胸の無い人間は、そこから目をそらすために、純潔に見えるものの威を借る傾向があります(自らがそうあろうと精進するわけではない)。
皇位継承における男系男子固執という精神性は「混じりっけの無い男系というドグマ」を狂信することで精神を麻痺させるカルトで、皇室という極めて公の題材を持ち出しながら、その作用は極めて私的な精神の慰撫に終始します。
埃にまみれた(あらゆる現実の物事と対峙した)上でにじみ出た愛は、個の中から生じたものにありつつ、行動や思いを通して極めて公的なものへしっかりと繋がっている気がします。
一つの大きなイベントが終わった所ですが、休みたい感覚より、そこで生じた情動をあらゆる具体的な形にしたい欲求の方がはるかに大きくなっています。
きっと私と同じような心持ちの方も多いと思われ、今この瞬間にも、あらゆるものが生まれそうになっている予感がします。これはもう、胸の高鳴りが抑えられません。
振り返りもしつつ、ノンストップで「次」も進めて行きます!