「光る君へ」と読む「源氏物語」
第12回 第十二帖<須磨 すま>
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ネットニュースに、紫式部が道長の子を産んだというのは、いくらなんでもありえないとして、ドラマとしての創作はある程度許されるにしても、これは「一線を越えた」もので「歴史を誤解させる」…とかいう批判が出ていました。
そんなこと言い出したら、紫式部は生没年も不詳で「史実」としてわかっていることなど極めて少なく、そもそも本名もわかっておらず、「まひろ」はこのドラマのオリジナルのネーミングですし、ドラマ自体が成立しないことになってしまいます。
それくらいの事情は視聴者のほとんどはわかって見ているはずだし、まいこさんの論稿のように、ドラマの作者である大石静氏が『源氏物語』をどのように組み入れているのかを読み解いていく方がずっと面白いと思うのですが、どうしてそんなにつまらない見方をしたがる人がいるんですかねえ…
【バックナンバー】
第1回 第一帖<桐壺 きりつぼ>
第2回 第二帖<帚木 ははきぎ>
第3回 第三帖<空蝉 うつせみ>
第4回 第四帖<夕顔 ゆうがお>
第5回 第五帖<若紫 わかむらさき>
第6回 第六帖<末摘花 すえつむはな>
第7回 第七帖<紅葉賀 もみじのが>
第8回 第八帖<花宴 はなのえん>
第9回 第九帖<葵 あおい>
第10回 第十帖 < 賢木 さかき >
第11回 第十一帖<花散里 はなちるさと>
「枯レルヤ」
第4回「公・私・集・個のマトリクス図」
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【バックナンバー】
第1回 枯レルヤとは
第2回 過去を忘れる理由
第3回『若さと夢と「数字は数字」』