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2024.7.13 07:00ゴー宣道場

<新コロナ真理教の人々㉑>【コロナ騒動とハンセン病】

<新コロナ真理教の人々㉑>byカイジロウ
【コロナ騒動とハンセン病】

 noteでのライジング再開おめでとうございます。記念すべき1回目はハンセン病に関してでした。このハンセン病のあらましこそ、日本人にとってコロナ騒動が必然だったことの裏付けです。
 Wikipediaの「日本のハンセン病問題」には、全国に療養所を作って隔離した日本の特異性が書かれています※①。私は一般的な自虐史観には与しませんが、当時の隔離政策が国際的見地から逸脱していたことは厚労省も認める歴史で※②、日本人が感染症に対して世界で一番臆病な国民であることは、おそらく事実です。

※①)日本のハンセン病問題(Wikipedia)
https://w.wiki/AaUv

※②)国際会議の流れから乖離した日本のハンセン病政策(厚労省)
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/hansen/kanren/dl/4a26.pdf

 続けて「日本のハンセン病政策と事件の歴史」を読むと、ハンセン病の科学的理解が浸透し、人権意識が広まる近代になるにつれて、あべこべにハンセン病患者への差別が酷くなっていることが分かります。人権などと高尚なことを唱えても、所詮考えるようになったのは自分の権利ということなのでしょう。(特に地方の)各県が差別丸出しの無癩県運動を競って行った狂気は、日本人が揃いも揃って八つ墓村体質であることの証拠です。

 隔離政策や強制中絶が公然と行われていたのは、らい予防法や優生保護法と言った差別を正当化する法律があったからでした。旧優生保護法は望まない妊娠の中絶を合法化するという側面があったにせよ、このようなものが援用されてハンセン病患者に断種政策が行われていたというのだから出鱈目です。しかもこんな前近代的な法律が1996年まで運用されていたのです。
 更に見過ごせないのは法律廃止という方針転換があって尚、ホテル宿泊拒否などの事件が度々起きていることです。これでは法律があろうがなかろうが、結局日本人は本質的に差別をしたがる民族と言うしかありません。
単なる毒と分かっても世界で一番ワクチンを射った日本人。コロナは風邪と判明してもPCR検査と隔離を望んだ日本人。県境に看板を立てて現代の無癩県運動を進めた日本人。「個人の自由」と方針転換を示して尚、「お願い」という言葉でマスクを強要する日本人。
 ハンセン病の歴史から分かることは20世紀の日本人が近代人でないということです。そしてコロナ騒動から分かるのは、21世紀の日本人である我々もまた、そうであるということなのです。

コロナ真理教の人々
庶民が医学に疑問を持たねばならない
医学は科学ではない
医学の常識は歴史と共に変わる
医学は宗教に近い
人は信じたいことを信じる
医学と闘うために
誤解:コロナは恐怖の殺人ウイルスである
誤解:超過死亡は出ていない
誤解:死亡が増加しているのはコロナのせい
誤解:ワクチンがコロナを抑え込んだ
誤解:未知のウイルスだから最初は分からなくて当然
誤解:今更コロナを振り返っても意味ない
⑬誤解:コロナワクチンで薬害は起きていない
⑭誤解:そんなに酷い薬害ならマスコミが騒ぐはず
⑮誤解:ワクチン効果は、打つまで分からなかった
⑯誤解:ワクチン有効率95%はスゲエ
⑰誤解:コロナワクチンは感染を防いだ
⑱誤解:コロナワクチンは死亡を防いだ
⑲誤解:それでもワクチンは感染死亡を防いだ
⑳誤解:ワクチンは集団免疫達成に必要だった
㉑誤解:mRNAワクチンは救世主の技術だ
㉒誤解:mRNAワクチンは安全だ
㉓誤解:でもインフルワクチンは効いているでしょ?
㉔誤解:でもワクチンで天然痘が絶滅したでしょ?
㉕誤解:健康であればあるほどよい
㉖誤解:製薬会社は人々の健康のために創薬している
㉗誤解:行動制限に意味はあった
㉘誤解:病院に行くほど健康になる
㉙誤解:マスクに感染防止効果はある
㉚誤解:マスクに効果がなくても念の為にした方が良い
㉛誤解:でもマスクに害はないでしょ
㉜誤解:でも健康診断は身体のためだよね?
㉝誤解:日本の研究者は誠実で優秀
㉞誤解:薬害は推定無罪であるべき
㉟誤解:人工ウイルス説なんて陰謀論
㊱誤解:人工ウイルスの目的はビルゲイツの人口削減
㊲誤解:反ワクって非科学の一枚岩で気色悪いよね
㊳誤解:接種したが副作用がなかったから大丈夫だ
㊴誤解:シェディングは陰謀論
㊵誤解:DNA混入問題はデマ
㊶誤解:mRNAワクチンにDNAが入る筈がない
㊷誤解:レプリコンは明治製菓の新しいお菓子?
㊸誤解:私の主治医は魅力的だから医者は信用できる
㊹誤解:医学者というプロが間違う筈がない
㊺パンデミックが終わるとき
㊻最終回:日本でコロナ騒動が長引いた理由

新コロナ真理教の人々
➀超過死亡
②過少死亡と病院経営
③コロナワクチンは終わるのか
④医学は本当に宗教なのかⅠ
⑤医学は本当に宗教なのかⅡ
⑥医学は本当に宗教なのかⅢ
⑦厚労省の心筋炎詐欺グラフ
[号外]紅麹問題
⑧XBB詐欺と抗原原罪
[号外②]パンデミック条約反対デモ
⑨コロナ論の論客たち
[号外③]コロナワクチン被害国家賠償請求訴訟
⑩コロナ騒動と人間関係
⑪mRNAワクチン中止を求める国民連合Ⅰ
⑫mRNAワクチン中止を求める国民連合Ⅱ
⑬ワクチンとサヨク思想Ⅰ(日米の政局について)
⑭ワクチンとサヨク思想Ⅱ(自然主義について)
⑮ワクチンとサヨク思想Ⅲ(陰謀論者について)
⑯プラセボとRCT
⑰真の危険性は誰も知らなかった
⑱コロナ言論の全体主義
⑲コロナ騒動とカルト
⑳マスク問題再考
[号外④]コロナ騒動と東京都知事選

 


 

 

ハンセン病の隔離政策を強力に推進した光田健輔のやったことが悪であったことは間違いない(しかも光田自身は、ハンセン病の感染力がそんなに強くないことを知っていた疑いが十分にある)けれども、その光田の悪を支えたのは日本人の国民性そのものであり、その構図は現在も何ひとつ変わることなく、コロナ禍で繰り返されたわけです。
過ちを繰り返さないためには、日本人が自らその危うさを自覚するしかないのですが、そのような兆しも見られないことが歯がゆく腹立たしいばかりです。

ゴー宣ジャーナリスト

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