トリプルよしりんDAY、第3弾!
お待たせしました!
noteにて、遂に復活!
小林よしのりライジングVol.505
配信です!!
今週号のタイトルは
「新1万円札の肖像・渋沢栄一のミスに学ぶ」
約20年ぶりの新紙幣の発行が始まり、新たにお札の顔になった北里柴三郎、津田梅子、渋沢栄一についての話題もよく取り上げられている。
その中でも一番注目されているのはやはり新一万円札の渋沢栄一で、日本近代経済の父といわれるその生涯や業績が繰り返し報じられ、有名な演説集『論語と算盤』もよく売れているという。
以前から渋沢栄一を大尊敬しているというよしりんは、渋沢が新札の顔になると決まった4年前の時点で『よしりん辻説法』に描いている(3巻『十二人の語るべき人類』収録)。
経済と哲学・道徳を結び付け、数多くの社会事業を行った渋沢は、むしろ私利私欲に走る企業・経営者ばかりの現在の日本の資本主義を否定する人物であり、なぜそんな渋沢を一万円札の肖像にするのかわからないという趣旨だが、4年経って実際にその新札が流通するようになっても、未だにそのような指摘をしている人は他にいない。
そして今回は、さらにもうひとつ絶対にマスコミが触れない、渋沢が犯したミスについて論じる!
渋沢栄一ほどの人間でも、無謬ではない。
だからこそそのミスにあえて目を向け、歴史に学ばなければいけないのである!
泉美木蘭のトンデモ見聞録は
「KADOKAWAサイバー攻撃事件」
ライジングの配信を1か月にわたってストップさせることになった、KADOKAWAとその子会社ドワンゴへのサイバー攻撃。
KADOKAWA・ドワンゴには頑張ってほしいものだが、未だに復旧がいつになるのかはわからない。なにしろ、
新しい土地に、新しい設計図を考案するようなもので、システムを1から構築する必要があるらしい。
いったい、この事件は誰がどのように仕組んで行ったものなのか?
サイバー攻撃の最新事情や、一般の人ができる対策など、今知っておくべき情報をご紹介!
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…約20年ぶりとなる新紙幣の発行が始まり、新1万円札の肖像となった明治・大正期の実業家、渋沢栄一(1840-1931)は特に注目を浴びている。
日本近代経済の父と呼ばれる渋沢は、500もの企業に関わりながら、自らの財閥は作らず、実業による私利は公益に資するべきだとして、生涯にわたって福祉や教育など数多くの慈善・社会事業に尽力し続けた。それは、今どきの自分だけ儲かればいいというような経営者には全くありえない信念であった。まさに偉人、聖人というべき人物である。
しかし、そんな渋沢栄一でさえ、無謬ではないい。
テレビや新聞・雑誌等でも渋沢に関する特集が多く組まれたが、そこでは絶対に触れられていない事実がある。
今回は、そのことについて書いておこう。
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…カドカワとその子会社ドワンゴへのサイバー攻撃のせいで、ライジングの配信が1か月も休止してしまった。
今回のサイバー攻撃の経緯、犯人の手口、サイバー犯とマスコミの関係性、さらにコロナ対策から増えたというサイバー犯罪の実態とは?そして、このご時世に普通の人ができる対策なども考えていこう。
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」
…デビッド・フィンチャーの『ゴーン・ガール』と『夫婦の絆』の共通点?
ポリコレやヒステリックフェミこそ多様性を守れていないのでは?
クイズ番組における学歴の扱いをどう思う?
モソ族と沖縄の母系社会は似ている?
男系派の議員にメール・手紙を送ることや事務所に直接声を届けることは効果がある?
選挙への立候補や政党を作る基準をもっと厳しくした方が良いのでは?
資産運用はしている?
老人の性…諦めることと諦めないことはどちらが尊い?
最近好きな芸人は?
日本の中小企業は再編すべき?
…等々、よしりんの回答や如何に!?
【目次】
1. ゴーマニズム宣言・第534号
「渋沢栄一のミスに学ぶ」
2. しゃべらせてクリ!・第460回
「ドーベルマンたち、不審人物を蹴散らしなしゃーい!の巻【前編】」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第328回
「KADOKAWAサイバー攻撃事件」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内
6. 編集後記