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2024.6.29 07:00ゴー宣道場

<新コロナ真理教の人々⑲>【コロナ騒動とカルト】

<新コロナ真理教の人々⑲>byカイジロウ
【コロナ騒動とカルト】

 

 前回の『ゴー宣』もまた現代社会を知る上で有意義なものでした。人権はカルト。世にサヨクが蔓延るのは、歴史を知る人があまりにも少ないからなのでしょう。キャンセルカルチャーはまるで中国の文化大革命だという先生の指摘にはハタと膝を打ちました。
 小林先生の手にかかれば中世フランスの狂気を眼前に再現するなど朝飯前ですが、私としては恐らくそれを、当時の人々が狂気と思ってなかったであろうことに恐怖を抱きます。それは我々がいつ何時に狂気に囚われるかもしれないことを示唆するからです。ほんの少し前まで私たちは、単なる風邪に怯え、どう考えても効く筈のないパーテーションやらマスクやらワクチンやらに群がり、反自粛の人たちを村八分にして自殺者も出ました。これが狂気でないならば、何が狂気だというのでしょう?

 表①は日本小児科学会が推奨するワクチンスケジュールで、生後すぐからコロナも含め夥しい数のワクチンが用意されています。しかしワクチン情報を掻き集めてきた私にとっては、もはやカルトの内部文書にしか見えません。医者にとってはそんな私が反ワクカルトでしょうが、どうせ彼らもデータを確認することなく「皆打っている」という程度の認識で勧めているに過ぎないのです。
表①)日本小児科学会が推奨する予防スケジュール(日本小児科学会)
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20240401_vaccine_schedule.pdf

 定期接種にはA類とB類の疾病があり、A類疾病には本人や親に努力義務がありますが、ご案内の通りこれは接種義務を意味しません※②。そして厚労省のHPを辿れば、定期接種は健康被害救済制度の対象です※③。絶対安全ならなぜこんな制度があるのでしょう? そしてこれらの効果が医学者お手盛りの捏造でないとなぜ言い切れるのでしょうか? そもそもコロナのように「罹った方が良い」疾病はないでしょうか? しかしこのような我が子を思う真摯な疑問も、アメリカでは子供への虐待と見做されて罰せられるのが現代です※④
※②)新型コロナのワクチン接種は努力義務(東京新聞)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/86151
コロナワクチンの接種拒否・接種したら解雇は違法?(ベリーベスト法律事務所)
https://www.vbest.jp/roudoumondai/columns/5391/
※③)予防接種健康被害救済制度について(厚労省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_kenkouhigaikyuusai.html
※④)息子のワクチン接種を拒否(BBC)
https://www.bbc.com/japanese/41510132

 私がもしコロナワクチンを打っていたらこのような文章を書くこともなく、疑問も持たず、打ったサンクコストからネガティブ情報には耳を塞いでいたでしょう。そして更には接種を広める側に回っていたかもしれません。
カルトの恐ろしさは自分以外に誰か狂った人がいるということではありません。自分が狂って加担する側に立つかもしれないという人格崩壊への怖れなのです。

コロナ真理教の人々
庶民が医学に疑問を持たねばならない
医学は科学ではない
医学の常識は歴史と共に変わる
医学は宗教に近い
人は信じたいことを信じる
医学と闘うために
誤解:コロナは恐怖の殺人ウイルスである
誤解:超過死亡は出ていない
誤解:死亡が増加しているのはコロナのせい
誤解:ワクチンがコロナを抑え込んだ
誤解:未知のウイルスだから最初は分からなくて当然
誤解:今更コロナを振り返っても意味ない
⑬誤解:コロナワクチンで薬害は起きていない
⑭誤解:そんなに酷い薬害ならマスコミが騒ぐはず
⑮誤解:ワクチン効果は、打つまで分からなかった
⑯誤解:ワクチン有効率95%はスゲエ
⑰誤解:コロナワクチンは感染を防いだ
⑱誤解:コロナワクチンは死亡を防いだ
⑲誤解:それでもワクチンは感染死亡を防いだ
⑳誤解:ワクチンは集団免疫達成に必要だった
㉑誤解:mRNAワクチンは救世主の技術だ
㉒誤解:mRNAワクチンは安全だ
㉓誤解:でもインフルワクチンは効いているでしょ?
㉔誤解:でもワクチンで天然痘が絶滅したでしょ?
㉕誤解:健康であればあるほどよい
㉖誤解:製薬会社は人々の健康のために創薬している
㉗誤解:行動制限に意味はあった
㉘誤解:病院に行くほど健康になる
㉙誤解:マスクに感染防止効果はある
㉚誤解:マスクに効果がなくても念の為にした方が良い
㉛誤解:でもマスクに害はないでしょ
㉜誤解:でも健康診断は身体のためだよね?
㉝誤解:日本の研究者は誠実で優秀
㉞誤解:薬害は推定無罪であるべき
㉟誤解:人工ウイルス説なんて陰謀論
㊱誤解:人工ウイルスの目的はビルゲイツの人口削減
㊲誤解:反ワクって非科学の一枚岩で気色悪いよね
㊳誤解:接種したが副作用がなかったから大丈夫だ
㊴誤解:シェディングは陰謀論
㊵誤解:DNA混入問題はデマ
㊶誤解:mRNAワクチンにDNAが入る筈がない
㊷誤解:レプリコンは明治製菓の新しいお菓子?
㊸誤解:私の主治医は魅力的だから医者は信用できる
㊹誤解:医学者というプロが間違う筈がない
㊺パンデミックが終わるとき
㊻最終回:日本でコロナ騒動が長引いた理由

新コロナ真理教の人々
➀超過死亡
②過少死亡と病院経営
③コロナワクチンは終わるのか
④医学は本当に宗教なのかⅠ
⑤医学は本当に宗教なのかⅡ
⑥医学は本当に宗教なのかⅢ
⑦厚労省の心筋炎詐欺グラフ
[号外]紅麹問題
⑧XBB詐欺と抗原原罪
[号外②]パンデミック条約反対デモ
⑨コロナ論の論客たち
[号外③]コロナワクチン被害国家賠償請求訴訟
⑩コロナ騒動と人間関係
⑪mRNAワクチン中止を求める国民連合Ⅰ
⑫mRNAワクチン中止を求める国民連合Ⅱ
⑬ワクチンとサヨク思想Ⅰ(日米の政局について)
⑭ワクチンとサヨク思想Ⅱ(自然主義について)
⑮ワクチンとサヨク思想Ⅲ(陰謀論者について)
⑯プラセボとRCT
⑰真の危険性は誰も知らなかった
⑱コロナ言論の全体主義

 


 

 

現在発売中、SPA!7月2日号掲載の
ゴーマニズム宣言第237章
『人権はいまだカルトなり』
に関連して、急遽書いてくださった論稿です!

カルトの信者は、自分の信じているものがカルトであるとは決して気づかない。
カルトを批判している人でも、別のカルトに嵌っているということはいくらでもある。
そして、世界中で膨大な数の人々が、カルトとは一切思わずに、人権カルトに嵌っている!
これが最も恐ろしいことです。

そして、コロナに関しても数々のカルト的な現象が起こっていたのですが、誰もそれを総括していないということは、まだまだのカルト信仰は生きているということに他ならないわけです。

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