皇位継承問題において、男系男子固執と、Y染色体論というオカルトの相性が抜群に良かったのは、実に興味深い事象です。

歴史には「それぞれの時代に生きた人の関係性が蓄積＆連鎖したもの」という側面があります。そこと向き合うと、自ずと（過去から未来に続く「歴史の一部」である）自分自身の生き方や情念を否が応でも凝視せざるを得ない事に気が付きます。

歴史を、自らの努力を必要としない自分上げアイテムとして使いたい者にとって、これは実に面倒くさい。文字通りの「君たちはどう生きるか」が無限に降り注いで来るので。

そんな時、細かいプロセス抜きでインスタントに使えるのが「オカルト」です。「UFOの秘密を知っている者は金星人が迎えに来てくれる」ばりの雑さで、「Y染色体こそが皇統である」とまるめてしまえば、現代を生きる国民として天皇・皇室との幸福な関係性を、どう未来につなげて行くか…といったテーマに向き合うのを放棄してしまえるのだから。

弱い人がそうした現実逃避にハマるのは虚しさと共に黙認するけど、国政の場で多くの政党が同じような思考停止にハマって、現実性の無い「意見」を無責任に出したあげく議論が「停止」してしまうって、これ後の時代からみれば「令和の政治家たちは何をやってたんだ…？」となる相当に恥ずかしい事態です（国民として赤面しそう…）。

「愛子さまを皇太子に」は、固着したイデオロギーではなく、今の時代の国民として何を思い、どう生き、未来につなげるかという姿勢の象徴としてのキーワードです。

それを「祭り」という形で表現するのは、ひとまず今年で一区切りとなりそう。単に個々のイベントとしてだけでなく、日本の将来を大きく左右する転換点の一コマとして永劫にわたり「同じ時間」は二度と無いポイントとなりそうです。

7/27、ぜひ「愛子さましか勝たん！」の会場でお会いしましょう！

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【スペシャルイベント】 
■テーマ：「愛子さましか勝たん！」 
■日時：令和6年7月27日（土）　13:50〜18:00 
■場所：東京都内　※当選された方にお送りするメールに会場を明記します。 
■参加費：3,000円（学生割引2,000円、小学生以下は無料）