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小林よしのり
2024.6.13 21:49日々の出来事

集客と練習、

安倍政権が終わってから、良くも悪くも、政治的な
目的のために人を集めるのが難しくなった。
皇統問題でも、憲法問題でも、人々が熱く議論する
ということがなくなった。

わしだって、もし皇室の消滅危機がなかったら、
フィクションとしての漫画創作に打ち込むだけで
満足していたかもしれない。
『夫婦の絆』の評判がいいのなら、最終回まで
こればっかり練りに練って、描いていたい。
たまたま来週末から、5日間のカンヅメ期間を作る
ので、実際『夫婦の絆』に明け暮れる日々が過ごせる。

だがそれが終わったら、7月28日に向けて、できるだけ
多くの「よしりんバンド」の練習期間を取らねばなら
ないだろう。
その頃には応募も締め切っているだろうから、あとは
参加してくれる人たちに目いっぱい楽しんでもらえる
ように、全力を尽くすだけだ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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