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トッキー
2024.5.30 10:55ゴー宣道場

フェミニズムではない、日本の進むべき道がある ゴー宣234章「モソ族から何を学ぶ?」感想

現在発売中、SPA!6月4日号掲載
ゴーマニズム宣言の感想をご紹介します!

 


 

 

【まいこさん】
SPA!ゴー宣234章「モソ族から何を学ぶ?」の感想です。

モソ族が「今の日本が女性にとって息苦しい社会になっているのは『家父長制社会』によるところが大きく、女性が生きやすい社会をつくるためには、モソ族に学ぶところが大きいのではないか」という文脈で語られるのは、「オリエンタリズム」によるものであることを喝破して下さって、ありがとうございます。

ゴー宣DOJOin大阪「女性活躍とは何か?」において、戦後民主主義、日本が戦争に負けてから入ってきたイデオロギーが日本を絞め殺そうとしていることと戦う重要性を小林先生は述べて下さいました。「身勝手で偏向した視点から「未開」の文化に憧れを抱く、無責任なロマン主義的な感覚」という「オリエンタリズム」も、「未開」と認定されている日本にとって警戒すべきイデオロギーであり、「西洋人が憧れるエキゾチック・ジャパン」と「西洋人は看過し難いジャニーズ問題」は共に、「自分を「文明人」だと思っている」者たちの発想であると感じます。

ゴー宣DOJOの拝聴と時を同じくして「モソ族から何を学ぶ?」を拝読させていただき、「男女雇用機会均等法」の施行後に就職したものの、結婚、出産によって仕事を続けられなくなり、負い目を感じていたのは「戦後民主主義」やフェミニズムの影響を受けていたからではないかと痛感することにもなりました。

「女が権力も財力も握っているだけで素晴らしい」というフェミニズムは、「自分の利益だけの権限、力」である権利・rightと、夫がサイフを握り、妻は夫名義のお金を引き出せない西洋の事情を反映したもの。福沢諭吉がrightを「権理通義」、義に通じる理のある力と訳し、「妻がサイフの紐を握っている」場合が多い日本は、ことさらにフェミニズムに組みするのではなく、天皇陛下が雅子さまの妊婦健診に同行されて示された「子供を産んで育ててくれている女性に敬意を払わねばならない」ことの方に、日本が進むべき道があると気づかせていただきました。先生のお言葉からの学びを咀嚼し、自分のものとしてゆきたいと思います。

 

 


 

 

もう26年も前のことになりますが、よしりん先生は
「自分が生まれ育った家を、一度外から見てみろ!」
と描いたことがあります。


おそらく、この絵に描かれていない家の裏側は、
西洋由来の「人権イデオロギー」やら「キリスト教文化」やらが
びっしり埋め尽くしているのでしょう。

自分が生まれ育った「戦後民主主義」の家を出ろ!
と、よしりん先生は30年来主張し続けています。
そこからしか、思想は始まらないということも、改めて痛感しています。

トッキー

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令和6年 9/14 SAT
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テーマ: オドレら正気か?LIVE「民主主義に希望があるのか?」

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