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2024.4.20 07:00ゴー宣道場

小林よしのりのライフワーク、キャンセル・カルチャーとの戦いの最前線を目撃しよう!

時浦です。
ロシアの反政府活動家・ナワリヌイを巡ってはあと1回書くべきことがあるのですが、数日先送りにします。
その前に、今日書かなきゃならないことがあるのです。
本日はゴー宣DOJOin名古屋
「人権カルトと日本人論」が開催されます!!

西洋由来の人権イデオロギーがカルト化し、日本の歴史も文化もキャンセルしようとする状況に警鐘を鳴らしまくっているのが『日本人論』です!

そして、昨日の当ブログで触れた『大東亜論』の主人公・頭山満もまた、戦後に欧米戦勝国によってキャンセルされた人物です。

 

 

今から25年ほど前のこと。私は神田神保町の古書街で、戦前・戦中に関する本を漁っていました。
『戦争論』出版以降、さらに歴史認識論争が激化してきて、もっと当時のことを知っておかねばと思ったのですが、当時はまだネットもなかったので、ひたすら古書に当たるしかなかったのです。

そんな時、この本が私の目に飛び込んできました。

この時、私は頭山満の名も知らず、この人がどういう人なのかも一切知りませんでした。
でも何かが気になって、購入して読んでみました。

しかし、読んでもこの人が何者なのか、全然わかりませんでした。
この本には頭山満という人に関する説明は一切なく、読者は当然頭山満のことは知っているものという前提で、「御存知、頭山満の逸話集!」といった体で書かれていたものだから、いくら読んでも全くちんぷんかんぷんだったのです。

その後、いろいろ学んでわかったのですが、この本は昭和7年(1932)に刊行された『巨人頭山満翁』という本のダイジェスト版で、昭和42年(1967)に「明治百年記念刊行明治人物伝叢書」という企画で出版されたものでした。

 

これが『巨人頭山満翁』(復刻版)。なんと824ページの大著!

昭和7年の頭山満は、日本全国知らない者はないほどの有名人だったわけですが、昭和42年でもまだ、説明なしで通用するくらいに頭山の記憶を留めていた人はいたのでしょう。
実際『巨人頭山満翁』の著者で元朝日新聞記者の藤本尚則も当時はまだ健在で、この本のあとがきを書いています。
しかしそれが、平成に入った頃にはもう完全に消去されていたわけです。

どんな人物だって没後時間が経過すれば、ある程度は忘れられていくのは仕方ないものですが、戦前は国民的人気のあった頭山満の名が、ここまできれいさっぱり無かったものにされていたのは、あまりにも不自然なことでした。
これこそが、戦後に行われた「キャンセル・カルチャー」そのものだったわけです。
そして『大東亜論』は、このキャンセル・カルチャーに対して真っ向から戦いを挑んだ書だったのです。

今週の小林よしのりライジングVol.501「大東亜戦争の呼称」では、戦後に「大東亜戦争」の名称と、この名に込められた理念や歴史がキャンセルされたことについて書いています。
そして、『戦争論』は「大東亜戦争」へのキャンセル・カルチャーとの戦いの書だったことが明らかにされています。

つまり『戦争論』『大東亜論』『日本人論』は、一本の太い線で繋がっているのです。
自らの価値観を強要する欧米人と、これに媚びて「名誉白人」になろうとする似非日本人が仕掛ける「キャンセル・カルチャー」と戦い、日本の文化・歴史を守り、復活させること。
これが小林よしのりのライフワークなのです!!

本日14時から開催のゴー宣DOJOでは、この戦いの最前線をよしりん先生自らが語ります。
これは絶対に見逃せません!!

 

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第1部のみの放送です。

 

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