ゴー宣ジャーナル&エッセイブログ編集長、時浦です。
4月11日配信のともピーさんによる『ロシアの愛国者ナワリヌイのメッセージ』、および4月13日ブログで紹介した軟体社長さんの反論について、続報のご紹介です。
ともピーさんからはメーリスに次の投稿がありました。
ナワリヌイ氏については2011年頃は極右団体と行進を共にしたり人種差別的な発言もあったということは知っていました。
また、彼のクリミア併合には反対していないことについても問題のある発言だと思います。
彼は最終的には獄中からロシアのウクライナ侵攻についてこの戦争に反対する意見や抗議活動を行うよう訴える発信をしていて明確にウクライナ戦争反対を唱えていました。
そこをとらえて私は愛国者だと言ったのですが、過去の発言を全て見てしまうと確かに彼に影響されすぎるのは危険かもしれません。
美化したつもりはないのですが、映画ナワリヌイを観て感化され過ぎて客観性を崩している可能性はあります。
もし私の書いた文章が原因でDOJOがロシア擁護(ウクライナ侵攻を許容)と思われる可能性があるのであれば、それは問題です。
その上でともピーさんは4月11日ブログから「愛国者」の表現など一部を削除した修正案と、それでも問題がある場合は全文削除という二案を提案しています。
一方、軟体社長さんは次のように投稿されました。
ナワリヌイ記事の件ですが、、、、、、
<「ロシアに殺し屋たちが存在してほしくない」>
・殺されたくないやん!(ココロの声)
<「プーチンを大統領にしたくない」>
・アイツ嫌いやねん!
<「帰って国を変えたい」>
・ワシが権力握るんじゃい!
このセリフは自分をアピールする為の謳い文句であって、本心ではないと思われます。
本心は下に書いたココロの声が近いと思います。
確かにイカれプーチンよりは少し「マシ」かもしれませんが、根本が同じで、
「ウクライナ人は存在しない(ウクライナという国は存在しない)」
と心から信じています。
特別軍事作戦は「当然」だし、ロシアはモスクワ周辺に住むロシア人が一番であって、地方の都市(スラブ人以外)は価値が無いと思っています。
<そのような人物は批判することが本当の愛国的な態度と言える。>
<プーチンを真っ向から批判するナワリヌイ氏こそがロシアの本物の愛国者であることは間違いない。>
愛国、愛国的とは特定の民族が頂点に立ち、後は劣等民族であるっていう差別意識があっても、使って良い言葉ですね。
ナワリヌイから感じる「愛国」とはナチズムのようなものにしか思えないです。
私の関係するウクライナ人、現地ボランティアを始め、皆さんほぼ同意見でナワリヌイを嫌っています。
ウクライナでの嫌われ具合はホントに半端なく、バイデンが米議会にナワリヌイ嫁を呼ぼうとして、ゼレンスキー嫁に全力で拒否された事でも理解出来ます。
まだまだありますが、端折って書いて、こんな感じです。
ブログをどうするか、は、私には判断出来ません。
掲載されている、という事は小林先生やトッキーさん、サポーターの皆さんが「大丈夫」と思っているからこそですし。
ロシア国内でナワリヌイ嫁がホンマに何かする「かも」しれないですし、期待を込めるのもアリかとは思います。
ただ本音は、個人的にはマズいんじゃないの?と思います。
それはオデがウクライナに寄り添いすぎな所があるからですね。
なにせ毎日「民間人が」虐殺されていますからね。
生の情報に触れすぎているんだろうな~と思います。
バランスって大事なんだろうけど、何かをしたい時はそれに全力で取り組まないと無理ですしね。
ロシアが敗北するまで、偏った人になっておきます(笑)
長々とスミマセン。
お二人とも冷静に、自分を顧みながら意見を述べており、議論が成立しています。
これはなかなかできることではありません。
これでかなり立場や考え方の違いが見えて来たと思います。
では時浦はどう考えているのか?ということですが、これはちょっと長くなりそうなので、また明日。