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小林よしのり
2024.4.17 16:24日々の出来事

インド版アニメ『おぼっちゃまくん』で野望が湧いて来る

インド版アニメ『おぼっちゃまくん』のプロデューサー・
Sさんや国際ビジネス開発部の女性、シンエイ動画のOさんらが、
インドまで行って、遅れ気味の進行について話し合い、帰国して、
訪問してくれた。

インド側のスタッフも、ソニーの上層部もかなり気合が入って
いるようで、頼もしい限りだ。

進行は早ければ早いほどいい。わしの寿命が尽きたら、放映の
結果も、その影響がどうなるかも、見られなくなるからだ。

もしまた視聴率1位をとって、第3シリーズがあるとしたら、
わしが『おぼっちゃまくん』の新作を描くことも考えている。

最近、いろんな方面にわしの野望が膨らみ過ぎて、来年は何が
起こっているかが全く分からない状態になった。
70歳になったら、あとは死に支度と思っていたのに、どうし
ても野望が湧いて来る。
笠智衆のような爺さんにはもうなれないんじゃないだろうか?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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