インド版アニメ『おぼっちゃまくん』のプロデューサー・
Sさんや国際ビジネス開発部の女性、シンエイ動画のOさんらが、
インドまで行って、遅れ気味の進行について話し合い、帰国して、
訪問してくれた。
インド側のスタッフも、ソニーの上層部もかなり気合が入って
いるようで、頼もしい限りだ。
進行は早ければ早いほどいい。わしの寿命が尽きたら、放映の
結果も、その影響がどうなるかも、見られなくなるからだ。
もしまた視聴率1位をとって、第3シリーズがあるとしたら、
わしが『おぼっちゃまくん』の新作を描くことも考えている。
最近、いろんな方面にわしの野望が膨らみ過ぎて、来年は何が
起こっているかが全く分からない状態になった。
70歳になったら、あとは死に支度と思っていたのに、どうし
ても野望が湧いて来る。
笠智衆のような爺さんにはもうなれないんじゃないだろうか?