今日ほど政治家に幻滅した日はない。
自民党は、有識者会議が提出した皇族数確保のためのプラン
「養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とする」案を
有効だとして賛同する方向性だという。
一体誰が、誰と、養子縁組をするのだ!?
こんな非現実的なプランを「方策として有効」などと思う
脳みそって、一体どうなっているのか。
もう一つのプラン、
「女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する」案も
「おおむね理解された」という。
有識者会議の案でいくなら、夫も子供も一般国民のまま、
皇族と国民が混在する家庭が誕生するわけだ。
それがどれだけ不都合を生むか、
たいした脳みそを持たない私だって、
ちょっと考えればわかるのに、
政治家のセンセー方には見当もつかないらしい。
あまりに無責任である。
男系継承が伝統などと、伝統とは何かをろくに考えずに
言葉だけが上滑り、しかも蔓延して、ツルツルの脳みその持ち主は
永田町の論理だけでそれに同調し、国家100年の計など考えてもいない。
どんだけバカなのか。
そもそも実現可能かどうかの前に、このプランは
「皇族数の確保」であって「皇位の安定的継承」に
何ら資するものではない。
問題をうやむやにしてお茶を濁しているのだから、
さらにタチが悪い。
自民党に真の愛国者はいないのか?
本当に尊皇心のある政治家はいないのか?
まともに思考せよ!
BLOGブログ
前の記事へ倉山満のミスリードてんこもりの記事。
本質に全く触れない倉山記事。次の記事へ