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小林よしのり
2024.4.3 09:14日々の出来事

新聞をとる意味は何か?

新聞広告がもう老化、劣化の極致に達している。

今朝の新聞を開くと、保険、高麗人参、コンドロイチン、
お墓、ブルーベリー目のサプリ、チンするだけ弁当、
補聴器、白髪染め・・・と老人用製品の広告ばかり!
ものすごい老化だ。

論説は左翼の反天皇・反戦意見しか載ってないし、
事件関係はネットニュースレベルで読む気もしない。

結局わしが一番時間をかけて見るのは、テレビ欄だけ
なのである。

新聞はもう老人しか読んでいないのだ。
といっても、わしにとっても、新聞は記事から広告まで、
老いぼれすぎて読む気がしない。

老化は結局、劣化だ。
新聞は戦後民主主義が腐臭を漂わせながら劣化の一途を
辿るしかない宿命の証しにしか見えない。

新聞はテレビ欄を見るため、そしてアルバイトで学費を
稼ぐ新聞配達の学生のためにとっているだけだ。
他に目的はない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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