今夜20時からは、待ったなしの経済安全保障について!
私の理解では、経済安全保障はいわゆる古典的な安全保障の議論との形式的な違いは、古典的な安全保障の議論が「有事」すなわち軍事力の行使を前提とした緊急事態を想定した議論であったのに対して、経済安全保障の議論は「平時」における取引や研究開発といった通常運転を対象としている点だと考えています。
もはや平時における技術開発、通信、経済取引すべてが国家の存立や主権の維持それ自体に(直接・関節で)直結する局面だということです。
平時を対象としている(&安全保障上のリスクが間接的な場合が多い)からこそ、我々の通常運転に対する何らかの制限や規制・統制・介入は広範で予防的なものになりうるため、「法」的議論からは警戒されるわけですね。
ここで、本来安全保障の議論はまず「必要性」(実際日本のおかれた環境でどのような安全保障上の施策がとられるべきか)と、許容性(必要な施策を行う上での法的ハードルは何か)をバランシングし、真に必要な施策については(憲法を含めた)法改正を行うという作業をすべきところ、日本は安保法制以降特にこれができなくなってしまいました、嘆かわしい…なし崩しの解釈・運用でいくべき!vs絶対に一言一句変えちゃダメ!の不毛な戦いはもうやめましょう。
グローバリゼーションへの妄信が生んだリスクも伴っており、マクロとミクロ多様で複雑な論点を含んでいます。
これらについて、切り離せない世界情勢との関係や、それじゃあ日本は現在どのような政策的議論がなされている&本当にリソース的に可能なの?といった点も含めて、第一人者の鈴木一人教授(東京大学)にぶつけてみたいと思います!
是非コメントもください♪
それでは、20時に!
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