ゴー宣DOJO

BLOGブログ
小林よしのり
2024.3.17 12:05日々の出来事

チェブリンが分かるまで・・・はシリーズ化するかも。

昨日は「ゴー宣DOJO」で、超重要な真理を、超分かりやすく
語ることの、超難しさに苦悩した。

アンケートでは、ものすごく分かってくれた人がいるが、
門下生の中には「保守ってひと言で言い表せないから難しい」
と言う人もいた。
ひと言で言い表せたら、忽ち原理主義になって、「天皇は男系」
とだけ繰り返すオウム脳の馬鹿になってしまう。

ネットの反応が今回はやけに好意的で、見ながら考えてくれ
ている、つまり思想している意見ばかりになっていたらしい。

アメリカは左翼国家だという指摘には、みんな驚きつつ、納得
してくれたようで、それだけでも収穫だ。
今後、わしが「ゴー宣」を描きやすくなる。

チェブリンはよくやった。あれはかわい子ぶりっ子してるのか、
変装したらチェブリン霊が憑依するのか、さっぱり分からない。
不自然ではなく、自然体でやってるようだが、明らかにちぇぶ
のときとは違う。

しかし「チェブリンが分かるまで教える」という趣旨にはまだ
到達していない。
わし自身がまだ未熟だと反省した。
とにかく今回の「保守とは?」というテーマは、『愛子天皇論2』
の単行本で、描きおろしで収録する。
絵入り解説だから、もっと分かりやすくなるだろう。

「チェブリンが分かるまで」はシリーズ化して、今後、何度
でも挑戦せねばならない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ