「チェブリンに保守思想をわかるまで教える」、
非常に面白い試みとなった回でした。
思想するとはどういうことか。
第一部では、小林先生がこれを丁寧になぞってくださり、
ドラゴンボールからLGBTまで話題は多岐にわたりました。
私たちはともすれば「わかりやすさ」を最優先してしまいがち。
多分、脳の構造上そうなっているのでしょう。
「なるほど、黒か!」「やっぱり白だよね」
こういう答えが得られれば、どこか安心する。
だけどそこに危うさも潜んでいる。
論理や正義だけでは捉えきれないものがある。
人間の業を見据えて、そこにある本質を
見出そうとすること、
複雑な機微を持つ人間を前にして、その曖昧さに
耐えうる強さを持つこと、
その間も、「本当にそうか?」と多面的に、
絶え間ない検証を続けていくこと、
それこそが「思想する」ということではないかと思います。
他方で、右翼と左翼の違い、アメリカが左翼国家であること、
またフランス革命の「自由」「平等」という理念の危うさなど、
ハッとする気づきもありました。
外に対して何かを発信するというより、
自分の内面を見つめ続ける、貴重な回であったと思います。
チェブリンの愛らしさにキュンとなった人も多かったのでは?
多分、先生にたっぷり話していただいたほうがいいと
考えてのことだと思いますが、私はもっとチェブリンの
お話も聞いてみたかったです(歌謡曲のときみたいに)。
体調のこともあったと思うので、いずれまた機会があれば
ご検討を。
それにしても女性がキュンとなる、あの愛嬌は
天性のものでしょうか。魅力的で、じつに不思議な人です。
第二部では、多くの質問を取り上げることができました。
皆、自分の言葉で語ろうとしてくださったことが
嬉しかったです。
設営の皆さまも、お疲れさまでした!
さて、今日のまんぷく。
案の定、話に夢中になり、前半は撮れていません。。。とほほ。
せいろ蒸し、さっぱりいただけて美味しかったです♬
次回は4月の名古屋です。またお会いしましょう!!
BLOGブログ
前の記事へ横浜LIVE、サイコーでしたッ
民俗学の資料から。次の記事へ