登場人物が令和と昭和の間をタイムスリップし、価値観のギャップを軸に物語が展開するドラマ「不適切にも程がある!」が話題です。
昭和側のスリップ先は1986年なのですが、よしりん先生のファンの中にはこの年に「ん?」と反応する方も多いかもしれません。
そう、1986年は「おぼっちゃまくん」の連載が開始された年です!
おぼっちゃまくんの単行本1巻には、「おぼっちゃまくん誕生㊙話」という特別企画が掲載されており、
新連載のアイデアに悩むよしりん先生が登場します。
もしこの時の先生が令和にタイムスリップしたら、いま考えている新作がインドで大人気になっている事にさぞかし驚愕するでしょうね。
もっとも同時に、オウムに殺されかけたり厚労省相手に薬害の運動したり戦後民主主義的歴史観を大きくゆさぶる作品を書いたり台湾で入国禁止になって焚書されたり天皇論を書いて皇居に招かれたり謎の金髪女性と歌謡番組をやってたり…あー、まだまだ全然書ききれない、このどとーの軌跡をどうやって説明したものか、途方にくれてしまいます。
ところで、上記の次のコマでは
というセリフが出てきます。では、この時点から30年後の2016年はどんなだったかと言うと…
(「2016年刊行「民主主義という病い」より)
めっちゃリッチになっとる!!!(笑)
きっと、30年後に100歳となった先生も、現在から想像もつかないようなエキサイティングな状況の中にいて、その足跡にはこれまた説明に困るようなどとーのエピソードが溢れかえっているような気がします!