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2024.2.14 07:00ゴー宣道場

女性ファッション雑誌記事の「ジェンダーフリー」

皆さん、おはようございます。
ゴー宣ジャーナリスト水曜担当のしろくまです。

今回は、女性ファッション雑誌の記事に取り上げられていたジェンダーフリーについて。
以前から感じていましたが、純粋にファッション特集だけ楽しみたいのに、隙間にコソッと入り込んでいる記事は大概ほぼ左翼、イデオロギーが強い内容の記事が多くあります。

今回はその内の一つ、プレシャス2月号の特集にありました。

私たちはもう、「女らしい」とは言ってはいけないのか?

『ジェンダー平等の社会を目指す今、「女らしい」という表現がストレートに使いにくくなっています。その言葉に傷ついたり違和感をもつ人がいたり、社会の偏見を助長したりすることは改善していくべき重要な課題。しかし、これまでエレガンスを追求し、この言葉を多用してきたprecious編集部では、一概に使わないことが最善なのか、という迷いに直面しています。表現や心の問題に関わる方々に意見をうかがいました。』
<一部抜粋>

タイトルを一目見て愕然としました。まさか女性ファッション誌が「女らしい」を使うことに躊躇し迷うなんて思ってもみませんでした。一概に使わないことが最善?その選択肢こそ「女らしい」を否定し多様性の時代を逆行しています。それに傷つく人がいるから?それは一体誰なのか?「ジェンダーフリー」に振り回され過ぎです。
この問いに各業界からのコメントが載っていました。
・たむらようこさん(放送作家)
テレビ番組では、ドキュメンタリーでもアニメでも、「女らしい」という表現は使いにくくなっています。使っていけないわけではありませんが、“性別による役目の決めつけ”をセットで想起する人がいるのなら避けるようにしています。(一部抜粋)
・櫛部美佐子さん(ファッションデザイナー)
レディスのほか、メンズの服づくりも手掛けていますが、ファッションデザインにおいては、女性と男性のパターンはまったく別物です。生物学的に男女の体は大きく異なり、レディスのものであれば最初から女性らしい形になっていくことが必然。そのため、ものづくりの現場では、「女らしい」は無意識に表現に出ていると思います。(一部抜粋)

ファッション業界の人は「女らしい」を使うことは自然だと捉えていて、映画評論家や放送作家は欧米の#Me Tooに影響を受けていて男女平等ではない社会を差別と見ています。
「女らしい」を使わないとはっきり表明していたのはお二人。
・文月悠光さん(詩人)
私は「女らしい」という言葉を、日常では使いますが、作品には使いません。詩は、感覚を喚起してもらうための表現を目指すので固定観念を呼び込む言葉は、できるだけ入れたくないのです。いわゆる「女らしい」という言葉は、社会的に意味付けられたラベルのようなもの。他者に対して、貼り付けるのは避けるべきだと思います。(一部抜粋)
・小島慶子さん(エッセイスト・タレント)
私自身、ものを書いたり、話したりするときに、「女らしい」という言葉は使わないようにしています。(一部抜粋)

「女らしい」を使いたくないという意見からは性別に対する表現をネガティブに捉えていて、傷つきたくないという臆病さを感じます。いつもですが日本は欧米に追従し、一緒にジェンダーフリーを掲げることで日本の今までの大事な文化を失うこと自ら進んで行っています。女らしさ、男らしさを失うことこそ文化の破壊です。
そんな欧米の文化に惑わされず、断固として日本のファッション雑誌は常に「女らしい」という表現を貫いていって欲しいです。

 


【しろくまプロフィール】
公論サポーター中四国支部隊長岡山県在住のアラフォー、パソコン講師。30代後半に偶然、ネットでゴー宣道場を発見しゴー宣に参加、門下生になる。中四国地方で隊長を務め岡山で公論イベント3回開催。趣味の芸術好きから美術館ボランティア活動。日本文化衰退の危機感と和菓子好きから煎茶道の習い事を継続中。

 


 

 

【トッキーコメント】
これには驚いた!
女性ファッション雑誌で「女らしい」を禁句にするって、ほとんどわけがわかりません。
それって、完全に自己否定じゃないですか?
それじゃあ「女性ファッション」というもの自体があってはいけないことになって、ファッションは「ユニセックス」以外認められないということになるんじゃないですかね?
イデオロギーって、どこまでも人を狂わせていくものですね~。

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