<コロナ真理教の人々㉗>byカイジロウ
【誤解:行動制限に意味はあった】
それは正しくありません。
自粛による行動制限が無益なことは初期から明らかでした。
『コロナと敗戦/失敗の本質』掲載の#4『データを無視する専門家』の初出は2020年6月2日です。
2020年4月7日に発令した緊急事態宣言が一週間遡り、第1波の4月1日のピークアウトに寄与することはあり得ません。
これは専門家会議が行われた5月1日には分かっていました。
専門家会議2020年5月1日
https://bit.ly/3u7e7bm
しかも2020年6月には大阪の専門家会議で物理学者が行動制限に意味はなかったと述べていました。
大阪専門家会議の記事
https://bit.ly/3gF0Of4
普通に考えて感染波が人間の「気の緩み」でもたらされる筈もなく、単にゲノム変異と連動していただけでしたが、その後市民の求めに応じて意味のない緊急事態宣言やら蔓延防止措置やらが超法規的に行われ、経済や子供たちの日常に打撃を与えました。
ポンコツの疫学者が司令塔に立ち、市民は集団ヒステリーに発狂し、首長は競って行動制限を求めました。
私たちがこのような無能なリーダーを責めることは容易ですが、少なくとも政治家の選定は私たちの責任です。
東京都の小池知事以降「コロナと闘う」と勇ましい発言をする候補が選挙に勝ち、反対に経済の重要性を訴える候補が落選しました。
こうして集団ヒステリーは完成するということを私たちは学ぶべきです。
政治家がコロナ脳なのは、私たちがコロナ脳だったからです。
私たちの医学洗脳は深く、政治家はただポピュリストであるだけです。
オリンピックや甲子園や修学旅行を中止することに意味はなかったのです。
我々はこれほど愚かで子供たちに迷惑をかけた現実を受け止め、反省しなければまた同じ過ちを繰り返すという自覚を持つべきです。
<参考文献>
『マスク社会に終止符を』藤川賢治(花伝社)
『コロナと敗戦/失敗の本質』小林よしのり(扶桑社)
『新型コロナ専門家を問いただす』小林よしのり・泉美木蘭(光文社)
コロナ真理教の人々〈第1シリーズ〉
①庶民が医学に疑問を持たねばならない
②医学は科学ではない
③医学の常識は歴史と共に変わる
④医学は宗教に近い
⑤人は信じたいことを信じる
⑥医学と闘うために
⑦誤解:コロナは恐怖の殺人ウイルスである
⑧誤解:超過死亡は出ていない
⑨誤解:死亡が増加しているのはコロナのせい
⑩誤解:ワクチンがコロナを抑え込んだ
⑪誤解:未知のウイルスだから最初は分からなくて当然
⑫誤解:今更コロナを振り返っても意味ない
コロナ真理教の人々〈第2シリーズ〉
⑬誤解:コロナワクチンで薬害は起きていない
⑭誤解:そんなに酷い薬害ならマスコミが騒ぐはず
⑮誤解:ワクチン効果は、打つまで分からなかった
⑯誤解:ワクチン有効率95%はスゲエ
⑰誤解:コロナワクチンは感染を防いだ
⑱誤解:コロナワクチンは死亡を防いだ
⑲誤解:それでもワクチンは感染死亡を防いだ
⑳誤解:ワクチンは集団免疫達成に必要だった
㉑誤解:mRNAワクチンは救世主の技術だ
㉒誤解:mRNAワクチンは安全だ
㉓誤解:でもインフルワクチンは効いているでしょ?
㉔誤解:でもワクチンで天然痘が絶滅したでしょ?
㉕誤解:健康であればあるほどよい
㉖誤解:製薬会社は人々の健康のために創薬している
【トッキーコメント】
コロナ禍以降、日本人にはすっかり「集団ヒステリー癖」とでもいうようなものがついてしまって、一斉に発狂してジャニーズを叩き、また一斉に発狂して松本人志を叩いている最中です。
残念ながら何の反省もしなかった日本人は、早速同じ過ちを繰り返している状態です。これで日本に未来はあるのでしょうか?