<コロナ真理教の人々⑳>byカイジロウ
【誤解:ワクチンは集団免疫達成に必要だった】
それは正しくありません。
それは流言飛語の類です。
厚労省の見解は検索ですぐに出ますが、ワクチンで集団免疫が達成されるかは「分からない」とあります。
厚労省Q&A
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0019.html
2024年4月5日追記
集団免疫に関するQA HPは削除されており、現時点で移行も確認されていません。
参考までに2020年10月の分科会資料を添付します。P.3左下に書かれています通り「集団免疫は分からない、実証されていない」と繰り返しており、これは最初から一貫しているスタンスです。
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000680224.pdf
この公式見解は接種当初から一貫して変わっておらず、「みんなのために打つ」という根拠は最初から1mmも存在しませんでした。
しかも接種につれて感染爆発したのですから、それは実際にデマだったのです。
このデマの延長に「おもいやりワクチン」なる悪質なプロパガンダがあり、不幸にも日本人の心情に刺さりました。日本人は昔から「竹やりでB29」「欲しがりません、勝つまでは」的な同調圧力が大好きなのです。
『コロナと敗戦/失敗の本質』でも、本人が躊躇っていたのに打って死んだ看護婦の話が出てきます。そしてこのように本人は打ちたくないのに集団圧力に屈して打ってしまった人が大勢いますが、この人たちの死亡も「自己責任」なのでしょうか?
これはデマに乗せられて他人を死に追いやった訳ですが、関東大震災後の朝鮮人虐殺事件との間に構造的な違いはあるでしょうか?
ところでこの悪名高い厚労省サイトですが、最近界隈ではそれまで「妊娠の時期を問わずお勧め」の表現からしれっと「妊娠していても接種を受けていただける」に変更されたことを藤江さんが指摘されています。
藤江さんのTwitter
https://twitter.com/JINKOUZOUKA_jp/status/1738367281988813108
こんなことを簡単に変更するのは倫理にもとる行為に思えますが、利用規約を見ると「いつでも本サイトの内容を変更・中止」でき、「これによって利用者に生じた損害に責任を負わない」とあります。
新型コロナワクチンQ&A利用規約
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/site/guide/
こびナビも逃げました。
こびナビ終了のお知らせ
https://readyfor.jp/projects/cov-navi/announcements/298465
この組織は集団免疫というデマを放置しながら逃げ道を確保していた訳で、最初から逃げる気満々だった訳です。こんな集団の言うことが信頼出来ますか?という極めて常識的な話をしているつもりです。
2024年4月5日追記
こびナビ利用規約のHPは削除されており、現時点で移行も確認されていません。
<参考文献>
『コロナと敗戦/失敗の本質』小林よしのり(扶桑社)
コロナ真理教の人々〈第1シリーズ〉
①庶民が医学に疑問を持たねばならない
②医学は科学ではない
③医学の常識は歴史と共に変わる
④医学は宗教に近い
⑤人は信じたいことを信じる
⑥医学と闘うために
⑦誤解:コロナは恐怖の殺人ウイルスである
⑧誤解:超過死亡は出ていない
⑨誤解:死亡が増加しているのはコロナのせい
⑩誤解:ワクチンがコロナを抑え込んだ
⑪誤解:未知のウイルスだから最初は分からなくて当然
⑫誤解:今更コロナを振り返っても意味ない
コロナ真理教の人々〈第2シリーズ〉
⑬誤解:コロナワクチンで薬害は起きていない
⑭誤解:そんなに酷い薬害ならマスコミが騒ぐはず
⑮誤解:ワクチン効果は、打つまで分からなかった
⑯誤解:ワクチン有効率95%はスゲエ
⑰誤解:コロナワクチンは感染を防いだ
⑱誤解:コロナワクチンは死亡を防いだ
⑲誤解:それでもワクチンは感染死亡を防いだ
【トッキーコメント】
人の命にかかわる場所に、こんな卑怯卑劣な人間ばかりがうごめいていたという事実には、絶望感が湧いてきます。どーせそんなものだと、ニヒリズムに落っこちそうになって、「信じることさ、必ず最後に真実は勝つ!」と自分に言い聞かせます。
本当に真実を追求しているジャーナリストは、いつもそんな思いをしているのではないかとも思います。