先日のブログ「歴史的スリーショット写真!」で触れた、篠山紀信が撮影した岡本太郎・よしりん先生の写真の件。
実はスーパーコレクター・あゆむさんから、瞬殺でいつの何の雑誌に載っているかの回答が来ていました。
でも権利上、それをブログに載せていいのかと迷っていたのですが、ゴー弁護士が「引用という形ならいいのじゃないか」というので、紹介しちゃいます。
掲載されていた雑誌は「BLUTUS」1994年2月1日号でした。
そしてこれが岡本太郎と小林よしのり、一期一会の「出会い」写真が載った誌面です!
一緒に写っているのは当時制作中だった「三重祝祭博」のモニュメントで、その名もズバリ「出会い」。
このモニュメント『出会い』は今も伊勢市の「三重県営サンアリーナ」前で見れるそうです。
金色の像が4m、銀色の像が3.5mで、男性と女性をイメージしているといいます。
https://gajalife.com/okamototarou-sakuhin2/
いつか見に行きたい!
実は私とカミさんは年末年始の旅行の際にも大阪に寄って、江坂のダスキン本社のオープンスペースに飾られた壁画「みつめあう愛」と、その向かいの公園のモニュメント「リオちゃん」を見てきたくらいなので、これはぜひ見てみたいと思いました。
それにしても篠山紀信氏撮影のこの写真、実に意味深いものを感じます。
制作中の『出会い』のモニュメントの前での天才2人(撮影者を含めれば3人)の出会いの写真という意味もそうですが、何より感慨深いのは、篠山氏が撮ったこの構図が、偉大なる先人の背中を見守る次世代の作家という、感動的なドラマになっているというところです!
当時、岡本太郎82歳。
小林よしのり40歳。
それから30年が経ち、今はよしりん先生の方がこの時の岡本太郎の立ち位置に近づいてきたとも言えそうですが、その背中を熱く見つめる「次世代」は、今どれだけいるのでしょうか。
これから、そういう人たちが続々出てくることを、心から願っています。