三味線です。
年末最後のライジングでよしりん先生も書かれていましたが、昨年はホント、ニヒリズムに何度も何度も押しつぶされそうになった年でした。もくれん先生の「令和5年版 今年の黙殺」を読んでも、マスコミにはどとーの怒りを禁じ得ませんでした。
https://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga/ar2179804
昨年は、ロシアのウクライナ侵略長期化、新型コロナ狂騒+mRNAワクチン薬害隠蔽、人権真理教マスコミがキャンセル・カルチャーでジャニーズ事務所を潰したり、超過死亡数隠蔽・誤魔化し、....ホント酷い年でした。(´・ω・`;
でも、今年こそ、ちょっとでも前を向いて、もがくためにも現実を直視しようと、昨年は何があったのか、改めて令和5年(2023年)10大ニュースを調べてみました(今さらですいません。年末年始は全く余裕がなかったもので^^’;)。あるサイトでは、以下の通りでした。
1.ロシアのウクライナ侵攻長期化、「支援疲れ」の心配
2.子供政策が再出発 こども家庭庁・こども基本法新設
3.世界の総人口が80億人を超こえる、国別人口はインドが1位に
4.新型コロナの「危険度」を下げて「5類」に、対策は個人で
5.広島でG7サミット開催 核兵器、ウクライナ問題を議論
6.2023年は記録的な猛暑、地球温暖化も理由の一つ
7.広がる生成AIの活用、学校でのルールや国際ルールも
8.関東大震災から100年、近い将来の大地震への教訓に
9.イスラエルとパレスチナが激しい戦闘、ガザの犠牲者が最多に
10.将棋・藤井聡太さんが史上初の八冠に AIで研究、AI超えも
ほうΣ@@!!ロシアのウクライナ侵略は、日本も決して他人事では済まないので、これが1位なのは大納得です。2位の子供政策も、統一協会(自民党安倍派,自称保守派)に「家庭」をゴリ押しされた?のはともかく、人口減・少子高齢化は超重要課題です。3位もこれからはインドの時代、「おぼっちゃまくん」の時代なので納得です(笑)。皇位安定継承問題が挙げられてないのは誠に残念ですが、総じて何だか案外マトモなランキングです。
しかも、全く大したことない「ジャニーズ性加害問題」をランクインさせてないのは実に素晴らしい!!欲を言えば、「マスコミ大暴走キャンセル・カルチャー問題」をランクインさせて欲しかったのですが.....
って、実はこれ、「学研キッズランド」の編集部が、子供にも知っておいて欲しいこと、考えて欲しいことをピックアップした10大ニュースだそうです。
https://kids.gakken.co.jp/kagaku/nandemo/topnews2023/
では、ほかのメディアのランキングはどうなっているかというと、たとえば、読売新聞の読者が選んだ令和5年10大ニュースは、以下の通り。
1.WBC14年ぶり優勝…最強侍 列島沸く
2.大谷メジャー本塁打王
3.ジャニーズ性加害問題
4.藤井竜王史上初八冠
5.阪神38年ぶり日本一
6.闇バイト「ルフィ」逮捕
7.新型コロナ「5類」移行
8.ビッグモーター不正請求
9.夏の平均気温過去最高
10,処理水放出開始
https://www.yomiuri.co.jp/feature/top10news/20231222-OYT8T50060/
あ、あのー、....( ゚д゚)ポカーン
大谷翔平がすごいのは分かるけど、....
皇位の安定的継承の問題はどこ (゚Д゚;≡;゚Д゚) !?
ウクライナ問題(国防問題)はどこ (゚Д゚;≡;゚Д゚) !?
人口減・少子高齢化問題はどこ (゚Д゚;≡;゚Д゚) ??
法治主義無視問題はどこ (゚Д゚;≡;゚Д゚) ??
関東大震災を越える超過死亡者数激増&その誤魔化し問題はどこ (゚Д゚;≡;゚Д゚) ??
少し前に『ササクラ会議』#6で、倉持先生がカタカナ語でハード・ニュースとソフト・ニュースがあると仰っていましたが、こういった現象・風潮のことですかね^^;?
https://www.nicovideo.jp/watch/so43124044
この2つの10大ニュース、出典元を隠して、「どちらが大人向けニュースでしょう?」と問うたら、結構な確率で前者を選ぶ人が多いんじゃないでしょうか。読売新聞がわざわざこんなものを掲載するのは、「もっと日本人はハード・ニュースに注目しなければならん、エヘン!」by媚売新聞と言いたいのかも知れません。
たしかにそういう面もありますが、....そうではなくて、
ひょっとして、実はこれこそが、エンタメが大切な理由を示しているのではないでしょうか!?
少なくとも、エンタメが決して侮れない証拠だと思うのです。
そもそも日本神話だって、悲喜こもごもてんこ盛りの豊穣壮大な巨大エンタメです。日本人にとって、性も政も含む豊かなエンタメは切っても切り離せない魂・パッションなのかも知れません。
近ごろは、「静謐な環境で詐欺」や「(悠仁様まで)ゆるがせにしてはならない詐欺」といった、教科書バカの標本みたいな新手の特殊詐欺が新聞でも雑誌でも公然と喧伝されていますが、今年からは、エンタメを前面に出す、新たな
「ゴー宣DOJO」!!ひゃっほー(≧▽≦;!!
こんな社会でも前向きに、いやいや、こんな社会だからこそ、今年も、前のめりにギリギリ限界まで、面白可笑しく生きて参りましょう!
【三味線 プロフィール】
生業の道路・河川・港湾等における電気通信設備設計の傍ら、大学等で技術者倫理,エンジニアリング・デザイン(設計論)の非常勤。酒と煙草と本と映画と音楽とブラックユーモアを愛し、差別と偽善と全体主義が嫌いなノラ猫型。趣味は多趣味。ゴー宣道場では主にPA廻りを担当。
【トッキーコメント】
しかしまあ、もしも30~40年前だったら、いくら読売新聞の読者といえども、ここまでスポーツ新聞・ワイドショーネタにしか興味を持たないなんてことはなかったんじゃないかと思うんですが、どうなんでしょうね?
まさに「パンとサーカス」の言葉通りの劣化そのものについても、大いに考えてみる必要はあるとは思います。
しかしそれとは別の話として、世論を動かすということは、こういう読売新聞読者のような人たちをも動かさなければならないということであって、そのためには、エンタメの力が絶対必要!
これは間違いありません!!